Tuesday 30 April 2019

kindle効果

昨日からずっと雨が降っている。今日こそは、と思ったけど相変わらずの雨。昨日の大雨に比べればだいぶマシになったような気はするが。

一か月くらい前にkindleを買った。スマホさえ持っていない私だが、友達が使っているのを見てふと買ってみようかなと思った。というのも毎月ラジオ講座のテキストが「欲しいけどまあなくてもいいか、いや、でも買おうかな」という感じで微妙に増えていく。もうこれは中学の時からずっとこんな感じなので仕方ないのだがいよいよ本棚に入りきらなくなってきた。だいたい、買おうかどうか迷うのは置き場に困るからである。置き場さえ困らなければ買う。

そこでふと思いついたのがkindleだった。とりあえずこの一カ月間、kindleに入っていたのが:

・遠山顕のラジオ英会話 4月号
・実践ビジネス英語 4月号
・山本高史 『案本』

これだけ。
そもそもゆっくり読書をする時間もないまま一か月が過ぎた。『案本』は読みかけ。それから数日前、実家に旅することになったわけだがその時にkindleをとりあえず入れた。「あ、そっか。どの本を持っていこうか、と迷う必要がなくなったのだ」とその便利さを実感した。そして重さも考えなくていい。

着いて翌日、『案本』の残りを読み、すぐにほかのをダウンロードした。翌日には読んでしまった。それからまた別のをダウンロード。

…これはどうやら紙の本を読むよりだいぶ読書が進みそうだ、ということに気付く。

「ついつい買ってしまってお金が飛ぶ」と同僚が言っていた気持ちはよくわかる。本当にクリック一つで一分後には読めるのでついつい買ってしまう。しかし本は買うものだ。今まで本を買うのに戸惑っていた理由は、場所をとるから、というのに他ならなかったのだがこれだったらためらわずに買える。しかし買いすぎないように一つ読み終わるまでは次のに手を出さないようにはしている。

電子書籍なんて、と思っていたが意外なほどに、おかげで読書が身近になった。

ところで買った本のうちの一つがこれ:

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

よくある健康本とはだいぶ違い、きわめて「冷静に」書かれているのでとても読みやすかった。おすすめ。

さてきょうは何を読もうかなあ。



Sunday 28 April 2019

旅メモ、実家

忘れないうちに旅メモ。

昨日から郷里に帰ってきた。子どもを連れての旅である。4月の初めに二泊三日で一度帰ってきたので今月だけですでに3回目の飛行機搭乗となる。連休なので混んでいるかな、とか毎回やや不安はあるものの飛行機なので、新幹線とは違い乗車率160パーセントとかそういうことはまずない。どんなに「混んで」いたとしても席は必ずある。

朝はいつものように起きて、出発の2時間前ごろから準備をする。搭乗に関して言うと毎回が挑戦で「そんなの慣れっこ」ということはできないのだが、準備は回を追うごとに「慣れたもんだなあ」と思う。絶対に忘れてはいけないのはANAのカードと、こどもの保険証。それ以外はもし無かったとしてもなんとかなる。何せたった数時間の国内での移動なのだ。こどもの服は少し迷う。これを持っていくべきかどうか、とか。自分の服は靴下一足とヒートテック一つ以外は何も持って行かない。実家にあるものですべて事足りる。いつもの軽いスーツケースにこれらをぱぱぱと詰めこめば完了。

さて、家から空港までは珍しく電車とバスで移動することにした。理由は、①前回のタクシーが飛ばしすぎで酔った②午後の便なので時間に余裕がある ということ。実際のところ時間は余裕すぎるくらいあったのでこれは正解だった。羽田までのバスは、レインボーブリッジを渡るときの景色が結構好きだ。バスは座席も高いので眺めがいい。開けた海の眺めが気持ちよかった。

空港ではかなり時間に余裕があった。メルセデスベンツの店で車を見学してこどもは喜んでいた。

飛行機にのって離陸すると同時に子どもが寝た。これは助かる。私は身動き一つ取らずなんとかその眠りを続けさせようと頑張った。その結果、着陸の5分前まで眠り続けてくれた。素晴らしい。これがうまくいくことはめったにない。2歳8か月。記憶が正しければこれが27回目の搭乗である。すげえよ。退屈だから降ろせ、とかそういう泣き方をすることはあっても、飛行機自体に慣れなくて泣くこと(たとえば耳が痛いとか怖いとか)はほぼない。昨日初めて、離陸のときに外を見てすこし怖がっているようではあった。もっと小さいころはどうってことなかったものが2歳8か月になって「怖い」という感情が出てきたのだろう。おもしろいなあ
こどもが寝てくれたおかげで初めて機内プログラムを視聴することができた。映画って何があるんだろうなと思ったら「カメラをとめるな」があったので見てみた。しかしイヤホンもないし腕にはこどもを抱いておりあまり動けなかったので音声なしで、英語字幕で見るということになった。そして残りのフライト時間より上映時間のほうが長く、全部見れなかった。それでも、である。これは相当面白いなということが分かった。機会があったらあらためてちゃんと見たい。音声つきで。ほんとに久しぶりに映画見たなあ。
せいか、着陸前にだんだん具合が悪くなってきた。たぶん、だが、疲れているときこそ乗り物酔いしやすい。揺れている機内で頼むから早く着いてくれと思った。

迎えに来てもらって、車に乗っている間に少し眠ってしまった。少しごろごろして、夕方お風呂に入ったらだいぶすっきりした。9時ごろ就寝。

それにしても実家はいい。日々の戦闘態勢からしばし休戦状態に入ったような感じがする。ここにいる人たちは完全に私の味方であり理解者であり協力者である。自分を許してくれる人たちのいる場所が世界のどこかにあるというのはこれほどにも大きな安らぎを与える。

10日間まるまるここにいる予定。思いっきりごろごろするつもり。完全にスイッチ・オフさせていただく。

Tuesday 23 April 2019

22日のこと。都庁、発熱

体内年齢20。体重も元に戻ってきた。やっぱり数日間はゆるめる時期があっていい。何を食べてもいいし運動しなくてゴロゴロしててもいい、みたいな時期。

昨日、病院に検診結果を聞きに行ったら、結果がよかった。だからもう、アポを取って検査に通う必要がなくなった。一年に一回、検診センターで受ければ良いということ。無事卒業である。

さらにそこから都庁へ向かい、いざ免許申請。土壇場で「この書類はこれじゃダメです」とか「この単位使えません」とか突き返されるのではとこれまでずっとビビり続けていた。書類チェックの間、座って待っていてください、ということだったがこれがまったく落ちつかず、ちょっと手が震えるような汗ばむような感じだった。

呼び出される。一個だけ、職場から出してもらう書類のなかに必要な一文が欠けていた、と言われる。またここにくるのか、と思ったが郵送でなんとかなるということ。ホッと胸をなでおろす。ほかの書類には問題がなく、なんとかこれで通るようだ。あとから何か判明しないことを願う。

とりあえずホッとした。ここ2年くらいずっとこの厄介な手続きに気を揉んでいたのだがようやくそこから解放される兆しが見えてきた。一個単位を落としたことによる予定の狂いは大きかったがそれでもなんとかここまでこぎつけた。でもまだ安心はできない。役所仕事だから理不尽な何かが待ち受けている可能性もある。

それにしても、である。
教育庁人事部は36階だったんだけど、毎日あんな高いところで働いて気分悪くなったりしないのかなあ。24時間窓開けられないってどんな気持ちなのだろう。そびえ立つ都庁とその中の人々の日常を少し想像した。

せっかく平日に新宿にいるのだから買い物をと思って、服と本を買っていたところ保育園から電話が。熱が39度超えました、とのこと。やっぱりそうか。熱っぽかったのに今朝はほかに選択肢もなく預けにいったのだった。泣き叫び床に転がる我が子の片手引っ張って先生に預けたのが、強引すぎたなあと今朝少し反省していた。昼頃電話をかけて様子を聞こうかどうしようかと思っていたところにあっちから電話がきた。やっぱりそうか。

ということで昼をどこで食べようかななんていう考えは吹っ飛び(というか諦め)、そのまま保育園へ。新しい保育園には医務室もあり看護師さんもいる。熱はあっても健気にしゃべったりしていた。ああ今朝はごめんよ、とは思ったけどこういうときはむやみに謝らないようにしている。実際そのときの私はそうするしかなかったし泣くのは仕方なかった。自分に関することでやたらに申し訳なさそうなお母さんなんて、こどもだって嫌だろう。そもそも終わったことを何か言っても仕方ない。

連れて帰ってから寝せた。そしていつの間にか私も眠っていた。

夕方病院に連れて行くと、溶連菌ではない、ということがわかった。熱は39.6度。いちごを食べたいとかすかな声で言うので買いに行ったら喜んで食べ、6時すぎに寝た。じきによくなりそうな感じがする。

Monday 22 April 2019

きょうやること、こどもメモ

めちゃくちゃ天気が良い。でも一番良い時期は少し過ぎつつあるかなという感じ。というのも暑くなってきたから。この時期しか着れない服というのがいくつかあって、仕事に行かない今日なんかはそれらを着るのにもってこいの日なのだが、1日に何着も着られるわけではない。

土曜の夜からこどもがなんとなく熱っぽい。さっき寝ているすきに熱を測ったら36.7なのでまあ大丈夫かなとは思うものの少し風邪気味のようではある。

きょうは仕事がないのだがやることが二つある。しかも大きめの。

まずは病院に行く。婦人科の検診結果を聞きに行く。これはすでに予約が入っているものなので9時厳守。

それから免許申請。金曜だったか、ついに免許に必要な書類が届いたのだ。理不尽にも待たされていたがその待ち時間は二週間くらいで済んだ。4月なので激混みなのではと予測しているがどんなに混んでも、これは行かねばならない。無事に申請できますように。

話は変わってこどもの寝顔が天使である。もうこれはかわいすぎる。いや寝てなくても可愛いのだけどね。こんなかわいいやつがいるだろうかと思う。小さい頃も可愛かったけど今は今でめちゃくちゃかわいい。そしておもしろい。自慢してもしきれないくらいかわいい。あまりにも毎日かわいいかわいい言っていたら、トミカを見て「このミニクーパーちょっとかわいいねえ」とか言うようになった。(実際ミニクーパーはかわいい。)

道ゆく車で、社名のわからない車はもうない。日本車、メルセデスベンツ、アウディはもちろんプジョーやレンジローバーまでわかる。かなり遠く離れたものでも「ダイハツ」とか「ホンダ」とか「メルセデスベンツ」とか言う。「え、なんでこの距離でわかるの」と言って通り過ぎるのをしばらく待つと、それが本当にそうなのである。驚愕してしまう。最近は「フォルクスワーゲン ゴルフ」とか下位の種類まで言うようになってきて、私ももうまったくわからない。私にとって車は車でしかない。

さてきょうはどんな顔をして起きてくるだろう。

Sunday 21 April 2019

睡眠、友人の講義

今週の振り返り。

先週に比べると過ぎるのが早かったように思う。月曜から土曜まで働いた。月曜からだいぶ元気に過ごし、水曜は午後休みをとって水泳に行き、木曜の夜あたりでだいぶ疲れがたまり、金、土をなんとか乗り切った感じ。

睡眠の負債がたまってくるとそれがよくわかる。睡眠不足と肥満はなんとなく私のなかでつながっていて、もちろん目に見えて肥満ではなくてもなんだか身体がたるんでいるような気がする時というのは全体的に調子がよくなく、頭も冴えない。突き詰めて行くと原因は睡眠不足にある、という場合がよくある。そういうときはつべこべ言わずに8時に寝る。そして起きたくなるまで寝る。

睡眠の負債を貯めてはいけない。少しでもたまると日中のパフォーマンスが下がる。当たり前である。これをわかっていない人が世の中には多過ぎると思う。というのは自分が8時に寝るという経験をし始めてからあらためて、心からわかったことだ。寝溜めと世の中で言われるものは、実際に何も貯めていなくていままでのツケ、つまり負債を返済しているに過ぎないということ。平日のパフォーマンスを低下させて週末を無駄にしているだけ。日々の負債をゼロにしておくこと。少しでも借金したと思ったらすぐに払い切るべし。

ところで、睡眠不足が肥満に繋がるというのは嘘ではなく、科学的に根拠が示されているらしい、というのはあちらこちらで聞く。睡眠不足は何も良いことをもたらさない。犠牲にしているものが大き過ぎる。

テストの点数を上げたかったら、夜中まで勉強するよりさっさと寝たほうが効果は大きい。これだけは言える。私は高校時代からずっとそんな感じ。時間が来たら、終わりなのだ。ずるずる引っ張っても何も生み出さない。

とは言え、夜だからこそ力を発揮できる人もいるだろうし一概にこうすべきとは言えないんだけど。

話は戻って。

金曜午後に、仕事が終わってすぐ母校へ向かった。近くはないのだが友人が卒業生として講演をするというのでこれは見に行くべしと思ったから。スタートに間に合わないのは承知の上で行ったのだが、結果から言うと行って大正解だった。通常、人の話を10分以上継続して聞くことは私にとってたいそう困難なことだ。しかしこの話は、もっと続けてくれ、と思うくらい面白かった。ただものではなく面白くて頭の良い友人なのできっとそうであることを期待して行ったのだが。内容の深さももちろんのこと、分かりやすさがこの上ない。こんなに面白い話を聞いたのはいつぶりだっただろうか、と思った。この日を境に、漠然とだが沸々と勇気とやる気が湧いて来た。これらをぶつけられる仕事を持っているという事実が幸せそのものである。

来週からも思いの丈をぶつけていくつもり。精一杯に、自分のしたいことをする。そのために、寝る!

Thursday 18 April 2019

お役所仕事、体重とか

朝の気持ち良さは私にとって貴重である。やっぱり私は朝型人間だよなあと思う。もちろん前日寝るのが遅くて朝「もっと寝たいよう」と調子悪く起きるときもある。でも割合としては圧倒的に気持ちよく起きる日のほうが多い。朝日ですべてが活性化される。朝日を浴びるとひとつひとつ細胞が起きだす感じがする。

免許申請の手続きが進まない。これにはイライラする。書類が揃わない。役所の仕事を待っているだけである。理不尽極まりないなと思うのだがこればっかりは考えても仕方ない。文科省に文句を言うしかない。

夏に行われる研修に仕事関連で参加しなければいけないのだがその研修先一覧がまだ届かない。リストはできていないのにその締め切りだけは決まっているという。4月26日。冗談だろう。見てその場で決めるしかないのではないか。これもお役所仕事を待っているだけの話。

今年度は、この免許取得と研修が2大イベントである。結構大きなことなのでいい加減には済まされない、とこっちは覚悟しているのだが、役所がいい加減なので、始まって早々ガックリしている。

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水泳なり合気道をして身体の調子を保とうと気をつけている。体重はだいたい58〜59kg代を行き来している。数年前からするとちょっと痩せたが調子はいい。冬は体重計も私の足も冷たくて、体重以外の体脂肪その他はちゃんと計れなかったけど最近はきちんと測れるようになった。体内年齢というのが出る。これが19才〜20才だと調子が良い。ただし身体のサイクルというものがあるので、昨日からの数日間は体重と体内年齢を気にしないことにしている。たとえばきょうは59.9kgと22才だが「まあいいや」である。サイクルがあるので仕方ないしいずれまた戻る。腹筋もしないし食べ物も制限しない。いったん身体を緩めるのも大事。

Tuesday 9 April 2019

寝不足

天気が良い。専修免許取得にかかわる書類の件できのう確認の電話を都庁にしたところ今取得している書類をあらためてとりなおす必要があることが判明しとにかくストレスをかかえている。なんとしてでも修了期限前までにこの面倒な作業を完了させる必要がある。早いところ解放されたい。

そんなこんなで考え始めると結構イライラそわそわしてきて夜も何度か起きたりした。極めて変な夢をいくつか見た。

今朝起きると天気が良いのできのうのイライラがだいぶ晴れた。朝は良い。だいたい嫌な気分から抜け出せなくなるのは夜である。

朝5時20分からこどもが元気よく起き出して「まんま起きる」と私の髪をひっぱったり私の上を這い回ったりで大変だった。寝たふりをしようとしたがそれどころではなくなってきたので諦めて5:50に起きた。日が昇るのが早くなるに従いこどもの起床時間も自然と早くなるのだと思う。自分のために朝の自由時間を取れるのが3、4日に1回になってきている。

昨夜はしかもなんども蹴りを入れられたり突然泣き出したりして私も起きる羽目になりきょうはだいぶ寝不足気味である。しかし同時に仕事始め、ということで、仕方ない。やれやれ。

Sunday 7 April 2019

ほっとけーきに始まり6時就寝の日曜

こどもメモ。

ここ数ヶ月、土日はこどもが昼寝をしなくなってしまった。先週だったか珍しく寝たことがあったけど今週末はまったく寝なかった。体力が付いてきたのだろうけどやっぱり眠そうである。必死に「寝ない」と言うが目は朝の70パーセントくらいの開きかたになる。

で、きょうのこと。

きょうこそ、なんとしてでも一人の時間が欲しかったので朝5時半ごろ目覚め、私はふとんを抜け出した。その5分後だったか、がさごそと音が聞こえる。なんとこどもがトミカのカタログを暗闇で読んでいるではないか。無言で。

「おおいどうしたの、もうすこし寝ようよ」
と言うと、
「救急車どこ」
と返ってくる。少し泣きが混じっているのでいつもほど機嫌がよくないのがわかる。「救急車はねえ」とページをめくってあげると喜んだ。それからまったく寝る気にはならず、そのまま起きてきた。

6時過ぎた頃だったか「わたし ほっとけーきつくるのよ」と言った。かの有名な「しろくまちゃんのほっとけーき」からの引用である。セリフはたいてい覚えている。

「え、ホットケーキ食べたいの?」と聞いたら「そう」と言う。

ホットケーキミックスはなかったのだが、しろくまちゃんの本を思い出しながら
「たまごをわって ぎゅうにゅういれて」「こむぎこ おさとう ふくらしこ」を材料にして適当に作った。要は、固まれば良いのだ。

「こなはふわふわ ぼーるはごとごと だれかぼーるをおさえてて」
「ぽたあん どろどろ ぴちぴち ぷつぷつ やけたかな まあだまあだ しゅっ ぺたん ふくふく くんくん はい できあがり」
である。

まったく、よくできた本だ。感心せずにはいられない。
本にはないが、冷凍のブルーベリーを入れてあげたら喜んで食べた。

そんなこんなで始まった日曜日だが、前述のとおり昼寝をしなかったため夕方には不機嫌の限界がやってきた。どうにかしておふろに入れたものの、おふろをあがってから、泣き始めた。「こっちおいで」と言うと丸まったようにして腕の中に入ってきて、2秒で寝た。

なんということだろう。6時に眠りにつくとは。

30分たって起こそう、と思いながら、あえて中塚武の上機嫌な音楽を再生してビールの缶をあけた。私にとって何よりの「小確幸」はビールかワインをのみながら音楽をかけて料理をすること、である。料理といっても大したものではない。水菜をハサミでばしばし切って、サラダスピナーに水といっしょに入れる。特大のボウルを用意してツナ、ゆでたまご、アボカド、水菜、オリーブオイル、塩、バルサミコ酢を入れてまぜて、終わり。ばんごはんそれだけなの、と言われそうだがこれが大量なのでじゅうぶんに満足なのだ。

寝た。こどもが寝た。私は自由だ。

半分踊りながらビールを飲み友達と少しメッセージのやりとりをして幸せを噛みしめる。嗚呼、最高。

それでもこどもを起こさないわけにはいかないのでちょっとひと段落してから起こしてみたものの失敗に終わった。本当に眠かったらしい。ごはんは食べさせてないけどそのまま朝まで寝てくれることを期待して、寝る場所へ移動させることにした。そのきっかけになったのは、こどもが寝返りをうってソファから落ちかけたのをスライディングでキャッチしたから。「あっぶねー」とつぶやきながらこれはここに寝せとくべきじゃない、と思った。

寝てしまうと楽、とは言いつつも、こどもがかわいい。めちゃくちゃかわいい。12月の超イヤイヤ期を終え、今に至るわけだが意思疎通ができる程度に言葉が使えるようになっているのであの時ほど限界状態に陥ることはない。あれ以上辛いものはない、と思っている。「家に帰りたくない」と思うことが当時はよくあったが今は保育園に預けている時間にこどもの声が頭のなかで響く。今頃何てしゃべっているんだろう、と思う。かわいくて仕方ない。こんなにかわいい生物が世の中にいるかよ、と思うくらい。

きょうは合気道に行ったので実は身体中、疲労困憊である。世界一かわいい生物のとなりで寝ることにしよう、そろそろ。

Tuesday 2 April 2019

元号発表を知らなかった

郷里にいる。

昨日のフライトは混んでおらず、久しぶりに一人一席を使うことができた。こどもにとって、私の記憶が正しければこれが25回目の搭乗である。すんげえな…。

言ってわかることが増えてきたので泣きわめいたりすることもなく2時間を超える飛行機の旅を無事に終えた。えらい。ほんとうにえらい。

さて機内にて。11時過ぎごろ、やけにテレビ画面が騒がしい。生中継とか書いてある。官邸の様子と、黒い車が移動する様子が映し出される。何だろう一体、と思っていたら、新元号発表らしい。へえ?と思っていたら飛行機は着陸態勢に入り画面が消えた。

着陸後アナウンスで「新元号はれいわになったそうです」。

ということはもしかして今日は歴史的な日だったということか?まったくニュースに追いついていない私。飛行機を出てから家族にそのことを聞くと家族は私の知らなさぶりに驚いていた。

まったく気にしていなかったです…。

テレビを見なくなって約1年半が経つ。それでも決定的に困ることはない。きょうも、元号が発表されるのを知らなかったからといって何か困ったこともなかった。

まあこれからもきっとこんな感じです。新年度、新しい章の幕開けである。

Monday 1 April 2019

ひとつの章が終わり

4月になってしまった。昨夜は友人を見送りに空港まで行ってきた。別れは辛かったし事実を受け入れるのは大変なことだった。でも別れを恐れていたらそもそも出会いさえないのだ。

29日は退職する同僚の最後の出勤日だった。丁寧にもみんなにメッセージを残して、涙を流して去って行った。

別れを惜しんでいる間に4月である。どうしようもない。悲しんでいる暇もないのだ。1日は24時間しかなく、夜は必ず明けるので、残酷なほどに時間は過ぎ「はい次」と示される。誰がどんな感情を抱いていようとも、時間は流れる。そしてたいていのことは時間が解決する。

きのうで一つの章が終わった。「終わり」である。これから待ち受ける新しい出会いに期待をして4月の、この朝を迎える。

今日から2泊だけ実家で過ごすことにした。あと1時間半でここを出るのでそろそろ荷物を準備しよう。天気も良いのでいいフライトになること間違いない。

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...