Friday 25 May 2018

固まって滞っている

身体がとても疲れやすいような、こわばっているような、そんな感じ、もはや不快感がここ数週間ある。仕事や育児で疲れるというのはあるだろうけど、それに加えて原因がもう一つ:
運動してないからだ。合気道にも水泳にも、何週間も行っていない。連休前から行っていないのではないだろうか。家でできるストレッチングとラジオ体操ぐらいしか身体を動かせていない。それから通勤のための自転車、それくらいだろう。肩甲骨や背筋をまったく鍛えていない感じがする。だから弱く、疲れやすく感じるのである。

なんとかして水泳か合気道に行く時間をといつも先の予定について考えているのだがまったく空きがない。親知らず騒動もまだ落ち着いておらず、週に2回くらいは歯医者に通っている状態である。

それと、最近こどもが超のつくほど早起きなのでそれに付き合って早く起きているうちに慢性的な睡眠不足に陥っている。睡眠が足りないとすべての活動が滞る。空腹はごまかせるけど睡眠不足はごまかせない。これだけは。

解消できるような「ゆっくりした時間」はまだまだやってきそうにない。夏休みはよこい〜

Sunday 20 May 2018

教えてないのにミッキー

こども1歳8ヶ月の記録。

ふと気づくと私のi padを取ってyoutubeを自分でタップし、好きな動画(セサミストリート)を再生する。最初はまあいっかと思っていたけどやはり動画の引力というのはすさまじく、放っておくと多分1時間でも2時間でも見続ける。これってよくないよなと思って最近は途中で取り上げるようにしている。

で、きのうの話。

突然私のほうに走り寄ってきて腕をつかんできた。どうしたのだろうと思ったら不安そうな目でi padのほうを見ていて、私の腕をつかんでi padのところまで連れてきた。なんだろうと思ってその動画を見てみると、なんと喋っているのはミッキーマウス。例の、甲高い声でしゃべっている。(ただし英語。)セサミストリートに関連する動画として出てきたのをタップしてしまったのだろう。おそらくこどもにとっては初めて見る、正体不明でありながらもちょっと魅力的な「生物」であり、突然の出会いに戸惑ったに違いない。

「大丈夫だよミッキーだよミッキー」と言ったかどうかあまり覚えてはいないが、気づいたらこどもが「みてぃ」と言うようになっている。えっ?教えていないのに?どうしてそんなに簡単に名前を覚えるの?と思ったが考えてみれば1年8ヶ月生きているわけで、その間にきっと何度か「ミッキー」というインプットはあったのだ。それが動画ではなかったとしても、キャラクターを見て「ミッキーだよ」と言われたことがあったのだ。それが今こうやって出力されているということ。

いつの間にか怖がることもなく、ミッキーの動画を自分で探し出して音楽に合わせて身体を揺らすようにまでなってしまった。仕方なくM-I-C-K-E-Y M-O-U-S-Eという歌を私も一緒に歌っている。(ミッキーマウス・マーチではない。)

しかしディズニーファンにさせるつもりはこれっぽっちもないんだよなあ。どこかで制限せねば。そう思いながら、やっぱり口ずさんでしまう、M-I-C-K-E-Y M-O-U-S-Eなのであった。

Sunday 13 May 2018

ごはんを取られる

ようやく土日が終わった。長かった。何度かここに書いたかもしれないが、仕事に行っている平日のほうが疲れは少ない。子どもと丸一日過ごす土日は心身共にぐったりである。自分の好きなことはまずできるわけがないのでそもそも諦めている。しょうがないとはいえストレスはたまる。そして思うように動かないのが子どもであり、「そっち行くな」「そこは開けるな」といった類のセリフを連発しながら約12kgの身体を抱えたりひっぱったり、つまり管理するのは疲れる。はっきり言って重労働である。

そして最近困ったことに、自分の食事を食べられない。いやこれは育休中からそうだったけど当時は「忙し過ぎて料理する暇も食べる暇もない」という状態であった。しかも子供は離乳食で私とは違うものを食べるとなると同時に二種のものを準備するのはほぼ不可能に近かった。もうじき同じものが食べられるようになったら一回の準備で済むから楽になるよといろんな人から言われてきた。

それから時がたち今となっては同じものを食べるようになったのだが、困ったことに、いざ一緒に座ると、さっさと自分の分を食べ終えて私の皿に手を突っ込んでくるようになった。最初は「じゃあいいよ分けてあげるよ」ぐらいなものだったが最近ではほぼ全部掴み取られてしまう場合が多い。

こうなると、一緒に食べること自体をあきらめるしかない。以前はそれで、子供が寝たあとで自分の分をつくって「やれやれ」とつぶやきながら一人でゆっくり食べていたのだが、ここ数ヶ月は寝つくのに時間がかかるようになり空腹のままその時間を過ごすのは耐えられなくなってきた。結局、子どもが遊んでいるすきに隠れて立ったまま食べたり、なにかつまんだりすることが多い。それから子どもがようやく寝ると、食欲より何より疲れが襲ってきて結局ろくに食事せずに寝ることも多い。あ、これは週末に限った話ではないです。(週末は夜に加えて昼もそんな感じ。)

週末が終わるとげっそりしているのが鏡を見るとわかる。そして体重が減っている。そして月曜には筋肉痛を感じる。

だから平日、仕事のあるうちに元気を取り戻すのである。誰にも掴み取られずに昼ごはんを食べられるのは平日のみ。やれやれ。まあ子育てとはこんなもんなんでしょう。明日の朝もおそらく5時すぎに子どもが目をさましてビートルズを聴き始めるだろうからそれに備えて今日も早く寝るしかない。以上、1歳8ヶ月の記録。

Saturday 12 May 2018

ばっし!!

火曜日、親知らずを抜いた。ついに抜いた。

生えてきたなーと思ったのはもうだいぶ前のことだがそのまま放置していた。(上の2本は10年くらい前に抜いた。)それが3年前だったか、寝不足と疲れとストレスがたまっていた時に痛み始めた。痛いというよりは腫れている感じ。左、右の順に痛くなった。これが結局一週間ぐらい続いたんじゃなかったか。その時は抜くということは考えてはいなかった。

そしてこの春、3月、こどもが「イヤイヤ」で私も「イライラ」していたとき、それはやってきた。左側だけだったが、腫れ始めた。抵抗力が弱まり細菌が入ったのだ。3年前と同じだ。こうなると日常生活に支障が出てくる。2回目となりさすがに懲りて「これは抜こう」と思った。

いつもの歯科に行くと、ここでは抜けないと言われた。というのも左右ともに歯肉が被さっていて切開が必要だから、ということ。わかってはいたけど左右とも、となるとちょっと気持ちが変わってきた。これは覚悟が必要である。上の歯はいとも簡単に抜けたのに。これはいわゆる「手術」になる。

紹介状を書いてもらって大病院へ行くことになった。予約をとるのも一苦労だった。電話ではなくファックスでしか受け付けられない。そして予約確定の電話は大病院ではなくなんと紹介元からかかってきた。しかも1ヶ月先しか空いている日時がなかった。

というわけで1ヶ月間(いやそれ以上だったな)かけて覚悟を固め、そわそわしながら過ごして来たというわけだ。

抜歯当日。だいぶ緊張したが背に腹は変えられぬ。大病院なのでまず初診の受付で30分くらい要した。見たことも聞いたこともない「科」がたくさんある。(睡眠科なんて初めて聞いた。)

私がかかるのは「口腔外科」。私のように親知らずで悩む人、その他もっと重篤または別の類の歯科の問題をかかえる人たちがたくさんやって来るのだろう。

東京近辺の、歯科の問題を抱えるすべての人々。

そうやって周りの患者を見ると、不思議と親近感が湧いて来た。名前を呼ばれて入って行くと、これは驚いた。いわゆる歯医者の椅子(リクライニングできるやつ)が、20くらい?かそれ以上並んでいる。普通の歯科だったら4つか5つなのに。異様な光景だ。

担当は私よりも若いであろう男性医師だった。ここに勤めるということは相当優秀なのだろうなあと思った。話をしたあとで、レントゲン撮影のために地下まで行く。4階からわざわざ地下まで降りるのである。データがぽんぽん飛んで行くのだ。大病院はすごいなあ。

撮影後また戻り、話をして、きょうは左のみ抜く、ということになった。二ついっきに抜いたら食事もできなくなるとのこと。了承して、抜歯にのぞんだ。

だいぶ怖かったけど、出産に比べればなんてことないはずと思うとちょっと楽になった。麻酔は痛くなかった。注射器のながーい針が見えたのは怖かったが、チクっとさえも感じなかった。そのうちに舌と喉の奥ががしびれてきた。

そのあとは、もう、あとは野となれ山となれで、完全に「任せた」。もう考えないことにした。と言ってもいろいろ想像してしまう。ああ今歯肉を切っているんだろうなとか。抜こうと医師ががんばるのはよくわかった。ひっぱるだけではなくて、当該の歯以外のところは逆に押さえつけられる。

もうこれは「大きなかぶ」と同じなのである。うんとこしょ、どっこいしょ、である。早く抜けろよ、かぶ。

あまりに長いこと口を開けていたせいか、それとも緊張と恐怖のせいか、顎がガクガク震え始めた。震えとよぶには大きすぎる動き。止まらない。手で押さえようかと思ったが看護師と医師の手がその周辺をうろうろしているのでそれはできなかった。

早く抜けてくれ…

「もうすぐですからね」という声が聞こえ、しばらくして、どうやら抜けたらしいということがわかった。口のなかは血の味がする。きっと今頃血の海なのだろう。

こういう人を1日に何人も診る仕事ってのは、うーん、どんな感じなんでしょうね。いやもちろんそんなこと考えたのは抜歯後だいぶ経ってからで、その時はそんな余裕なんてなかったですが。

顔の上にかけられた紙が取られて、からだを起こし、抜けた歯を見せてもらった。歯肉つきの。ピンク色の歯肉がついている。肉だ。これは。スーパーでパックに入っているのとほぼ同じ色をしている。ああああ…

少し説明してもらって、というか説明がなくてもわかったが、これまで歯肉に隠れていた部分はものすごく汚れていた。はっきり言って黒い。なんと。この汚れを口のなかに抱えたまま何年間も生きていたとは。おぞましい。完全に歯が隠れている場合は問題ないが、少しでも出てしまうとそこから食べもののカスが入り汚れがどんどんたまっていくのだ。抜いてよかった、と思った。

麻酔が効いている間というのはもちろん感覚がないので、知らないうちに自分の舌を噛んでしまう。怖いなあ。口の周りや顎を触っても感覚がない。不思議だ。

薬をもらって、その日はおとなしく過ごした。痛みというか麻酔がなくなっていく感覚をじっとして味わわなくて良いように街をうろうろしながら帰った。

今、糸で縫ってあるのを来週抜く予定だ。

ところで「抜歯」も「抜糸」も「ばっし」なんですね。ああそうかと思いながら、歯科医師はどう区別をつけるのだろうと思っていたら「抜糸」のほうは「糸を抜く」という表現を使っていた。そりゃそうだね、やっぱり歯が優先ですよね。

Wednesday 2 May 2018

海外旅行は贅沢なのか

きょう、同僚と話していたら4月から新しく働き始めた別の同僚のことについて話が出た。「○○さんってすごいんだよ、海外旅行に行きまくってるの。年に1回。オーロラ見に行ったこともあるんだって」と話しかけてきた。お金あるんだね、いいよね、みたいな文脈だったので、とりあえず「へーすごいですね、きっと独身でしょうかね〜」ととりあえず合わせておいたがそのあとやっぱりそのことが引っかかっていて少し考えたので書くことにした。

1. 年に一回は決して多くない
えっと、まず、年に一回くらいの海外旅行は全然珍しくない。「そんな時間よく持てるよね」という意味も含まれていたかもしれないが、持てる。実際に持てる。忙しいとはいえそのくらいの休みは取れる。私は子供が生まれてからはなかなかそうはいかないけどやっぱり年に1回か2回は海外行ってました。

2. お金がなくても海外には行ける
そりゃもちろん所持金5000円とかじゃいけませんよ。でも普通に働いていて月20万くらい稼いでいる人なら余裕で海外行ける。海外旅行自体を遠い存在に感じている人にとっては一回の旅行でものすごい額が使われるように思うかもしれないが、旅行の仕方次第でどうにでもなる。第一、行き先にもよるけど例えばアジア諸国に行こうとすると航空券は国内のほうが高い。そして一泊ほんの数千円で泊まることができる。

とりあえずこの2点は突っ込みたい。当時、親から仕送りも減らされ貧乏学生だった私でも年に2回はイタリアに行けていた。学生だからピーク時を避けられたというのもあるけど。バイトして数万貯めたらすぐに航空券を買っていました。優先順位をつければお金はなんとかなる。

たぶん海外旅行にあまり行く機会のない人にとっては、年に1回海外に行くと聞いただけで「おおすげえ」となってしまうのだろうけど、いやいや、たぶんまともに国内旅行したほうがお金かかるよ、って場合もあるわけで。

だから単純に「海外旅行」=「贅沢」と考えている人には「違うよ」と言いたい。そもそもそこで得るもの、経験、体験はお金に換算できるものではないし。まあそれでも「いやいやそうは言っても」という答えが返って来る人はいっぱいいるんだろうな。私の親なんかもそう。

ようは、行動に移すだけの気持ちがあるかどうか、である。それを勇気と呼ぶのかもしれない。優先順位をつけてパパパと動かないと人生はあっという間に終わってしまう。

さて明日からこどもを連れて短期間ですがまた実家に帰ります。こどもにとってはなんと17回目の飛行機。ちなみに1歳8ヶ月。すごいなおい。

Tuesday 1 May 2018

人のことはその人にしかわからない

腹がたつことなどいろいろあったとしてもやっぱり他人は変えられないので他人は他人だと思うしかない。私のことは私しかわからないし、他人のことはその人にしかわからないのだ。わりきれば感情的にならずに済む。

というのをこの前友達と話してあらためて「そうだよな」と思ったので一応メモ。

やれやれきょうも疲れました。疲れたことは疲れたけど、終日こどもの世話をしている時とはだいぶ違う。少なくとも大人と話せる時間があるのは良い。

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...