Friday 29 April 2022

日々を坦々と暮らすこと

 あっという間に4月が終わろうとしている。始まりの週は永遠に続くかと思うほど長く感じた。ずっと昔のことのように思える。新しい生活パターンに慣れ始めてからは、すべるように毎日が流れていく。

日々を坦々と過ごすことに心がけている。休日だろうが平日だろうが、同じ時間に起きて同じ時間に寝ること。

だいたいいつも、同じようなものを同じ時間に食べている。朝は、あれば何か甘いもの。昼はスパゲティとゆでたまご。夕飯には、この季節は水菜が美味しい。一袋買って、ぜんぶハサミでばさばさと切って食べる。

以前に比べて、休日がそれほど苦ではなくなってきた。子といっしょにいるのが大変ではなくなったおかげだ。着替えも歯磨きもトイレも自分でできるようになった。焦らずとも前に進むものだ。

この季節になると、2年前を思い出す。休校、休園が続いた2ヶ月間のことを。今考えると、やはりあれば非常事態だった。そして異常事態だった。どうやって毎日を過ごそうかと考えた。こどもと、3人で家にいる。スーパーと公園と家の行き来で、なんとか楽しみを見出そうとしたものだった。

結局のところ楽しみは日々のなかにあることに気づいたのだった。やるべきことをこなしていれば1日は確実に過ぎていくということがわかった。その当時、A5のノートを一冊買って、朝一番にその日の日付(年号から)を書き、やるべきことを書き出した。たとえば「豆をゆでる」「読書」「運動10分」など。終わったら赤いマジックで消していく。休校の2ヶ月が終わってもその習慣をしばらく続けた。

あの2ヶ月は自分のなかで大きな意味を持っている。生きていくこと、そのものを見直した期間だったと思う。そして、こうやって生きていけば何があっても大丈夫だという自信につながっている。

坦々、といえば、先日、どうしても坦々麺が食べたくて某有名中華料理屋に行ってみた。これが大ハズレ。参った。「オリジナル坦々麺」という名前を信じるべきではなかった。有名店なので行ったことで話題にはなるだろうけど、それだけだった。

Wednesday 20 April 2022

Wordle 305(これからやる人は見ないで)と水曜のジーンズ

きのうに引き続きワードル。またしても奇跡が!

びっくりした。これは限りなく1回であてたようなものだ 。開始1分くらいだった。朝から1人で「うおおおおお」と叫びました。ワタシ天才かしら!とさえ思ったね。いやーびっくり。冴えてるなあきょうは。こんなこともあるんだなあ。こういう記念すべき出来のときはスクリーンショットをとっておくことにしました。

さて、4月といういい時期のはずなのにパッとしない天気。そして結構寒い。ヒートテックがいつまでも手放せない。子とその父は、きょう2人で高尾山に行く予定だったがきょうは天気がよくないので延期することになりそうだ。

先週の水曜のことを書いておこう。久しぶりにジーンズを買った話。子を保育園に送ったあと、家に帰り、10時から歯医者へ行った。初期虫歯が見つかり、がっかりしていったん帰宅。それから速攻で駅へ向かい、新宿へ。行き先はGAP。試着するものをすでに決めていた。GAP着は11時。ジーンズを試着し「こっちのサイズで」「こっちの色で」とすぐに決めて、レジに行こうと思ったらTシャツを見つけた。そういえば合気道の仲間が素敵なTシャツを持っていて、これがGAPだった。試しに来てみたら、しばらくぶりに「おっ」と思える、自分に合うものに出会った。合いそうなサイズをいくつか試して、黒いTシャツをひとつ買った。ほかにはどこにも行かず、12時に帰宅。正味1時間。それから1時過ぎには子を迎えに行くことになっていたので、新しいジーンズをはいて迎えに行った。

ジーンズとかTシャツとか、これらに限ってはどうしても試着が必要だ。店舗に行く機会がないかなあとずっとうかがっていたこの日、自分にあたえられた1時間を有効活用しない手はない、と思ったのだった。

それにしても久しぶりにジーンズを買った。これがまた嬉しい。大したことなさそうだけど、ほかのどんな服よりも嬉しい気がしたよ。だいぶ気分がよかった。ずっと、なんとなく欲しいなあと思い続けていたものだった。ちなみにフレアです。やっぱりスキニーよりもいい。スキニーは、ふくらはぎがパツパツで快適ではなかった。

その数日後にネットでまったくおなじ形のジーンズを色違いで一本、そしてまったく同じTシャツを白と、黒をもう一枚注文した。幸いにもセールだったけど、GAPってたぶんセールの価格が標準の価格な気がする。overpricedだよね。

Tuesday 19 April 2022

Wordle 304

きょうのワードル。まだやってなくて今からやろうとしている人はすみません、みないほうがいいかも。また今日も奇跡のようなあて方をした。適当に入れたら3回で当たった。やっぱり私はついているのかもな、とか、できるやつなのかもな、とか、前向きになる。朝起きて一番最初にやることのひとつだが、これはやっぱり朝やったほうがいいです。当たった時にいい気持ちになるし、きょう1日いいことがありそうな気がするから。

ネタバレしちゃってすみません、とあらかじめ断っておくが、このFOYERという単語は、ちょうどここ数日Duolingoに出てきている単語。つまりフランス語です。"mere au foyer"というのがstay-at-home mom つまり主婦のこと。 pere au foyerだと男性バージョン。こういう言い方をするんだなあと思っていた矢先でした。foyerだけだと、玄関、ロビー、ホール、待合室などを指す。

職場に「ホワイエ」という、カタカナの場所がある。しばらく前に同僚と「なんでしょうねこれ」と話したこともあった。誰かが調べて「玄関のことだって」とか言っていたけどまさにそれです。

さて今週は土曜まで勤務である。どこかで休みを取ろうと思っているが、どこにも休める日がない。身体が持つのか心配である。こういうときは、日々を7割程度の力でこなしていくしかない。「ぼちぼち」である。家庭も仕事も、7割できたら上等じゃないだろうか。とりあえず生きる。忙しい忙しいと言っても、誰かに助けを求めない限りは誰も助けてくれない。社会人ってのはそういうもんだろう。

Sunday 17 April 2022

天気の良い4月の土曜

土曜日。村上春樹の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」を思い出させるような、そんな天気のよい爽やかな4月の朝。

珍しく母子2人で、丸一日を過ごした。朝は眼科へ。気になっていた、こどもの左目の腫れを診せた。やっぱり目のこすりすぎで、バイキンが入っていますとのこと。先日とは異なる目薬をもらって、1日4回さすように言われた。天気の良い土曜だから眼科も薬局も混んでいるのではないかと思ったが、どちらも比較的空いていた。よかった。

それから図書館へ行き、公園へ。迷路でひとしきり走り回ってそろそろ帰ろうかというときに、こどものクラスメートの保護者にあった。しばらく登園していないからきっとコロナだろうと思っていたけどやっぱりそうだった。1日熱が出て、それ以外は特に何もなかったらしい。「気をつけたほうがいいですよ」と言われて、確かにと思った。

こどもがクア・アイナのサンドイッチが食べたいというので、電車にのってはるばる表参道へ。窓側の席に座ってみたが椅子が高すぎてひっくり返りそうになる。お腹いっぱい食べたあと、消化させるために代々木公園まで歩くことにした。

歩きながら、何がきっかけだったか忘れたが「けっこん」の話になった。

子「結婚って、いつも男と、女なの?」
私「そうじゃないときもあるね。男と男、とか女と女ていうのもある。日本ではそれができないけど」
子「なんで日本ではできないの」
私「うーん、それをだめって言う人がいるんだろうね。認めたくない人がね。イタリアはできるようになったんじゃなかったかな、確か。」
子「イタリアはできるよ」
私「あ、そうなの。というか、なんで知ってるの。」
子「だってね、◯◯と、パパと、ノンナと、ノンノと、◯◯のけっこんの写真あるから」
私「あー!そういうことか」

こどものおばが結婚したときの写真がうちにはあり、そこには新婦側の家族5人が写っている。それを「けっこん」だと思ったらしい。

私「いやいや、あれはね、結婚式のときにみんなで撮った写真、ていうこと。◯◯と結婚したのは別の人だよ」
子「だれ?」

という感じで会話が続いた。こどもは本当に面白い。

代々木公園の水飲み場で、子が水を飲もうとしたら、ちょうど良い程度に水を出すのが難しい水道で、噴水状態になり、だいぶ濡れてしまった。まあいい。

ところで原宿駅周辺は様変わりしていて、驚いた。この周辺に来たのは3、4年前なのではないか。もしかするともっとかもしれない。代々木公園に最後に来たときのことを覚えていない。もしかすると子が生まれる前だったかもしれない。

家に帰って、少し片付けをしている間に友達がやってきた。ふらっと立ち寄ってくれるのがありがたい。新年度の話をする。wordleやってる?と聞いたら、やっぱりやってた。

近すぎず遠すぎずの良き友が何人かいる。友達の数は多くはないけどゆるく長く続くつながりがいくつかある。

「親友」という呼び方はしない。その呼び名を使った瞬間にほかの友達は除外されてしまうから。

NETFLIXで「39歳」というドラマをやっていて、とても面白いのでみている。しかし同時に「こんなに仲の良い3人組というのが可能なのだろうか」と不思議な気持ちにもなる。ほかにたくさんつながりを持っているはずの39歳の女性が、これだけ特別な3人という枠を作ることができるのだろうか。まあこのへんは韓国特有の同性どうしの親密さが起因しているかもしれないけど。

Monday 11 April 2022

外から自分自身を変えられないために

先日から始めたwordleはまだ続いている。12日連続。面白いので毎日楽しみにしている。

さて、4月になってとにかく忙しい日々が続いた。土日がやってきて少しマシになったかなと思うが、緊張感は抜けない。

4月4日の月曜から子は保育園を再開させた。と思ったら翌日、保育園から電話がかかってきた。「濃厚接触者になりましたので来週まで登園できません」。もう、がっくりである。春休みで1週間休んでいたのもあり「保育園行きたくない〜」を繰り返していたのが、ようやく「やっぱり保育園楽しかった」とのってきたところだったのに。たった1日でこんなことになるとは。

翌日からの仕事はどうしようかと絶望的になったが、相方がなんとかしてくれた。3食、掃除、洗濯、通院と散髪までやってくれた。ありがたや。

濃厚接触者のルールを変えないとこれではやっていけない。日本は過剰反応しすぎだと思う。子供たちにとっては、インフルエンザとそんなに大差なくなっているのに、1人かかっただけで周りの30人強が在宅を強いられる。そこに関わる家族はどう動けというのだろう。

そしてマスク。これももはや自分の頭で考えられなくなっている人たちが多すぎる。案の定、である。日本人とマスクは最強?の組み合わせだ。「号令」をかけてもらわないと、外すことはできない。1人で、しかも屋外でマスクをしている人が普通にいるようになってしまった。顔の半分を隠した状態を「普通」とすることがいかに異常かを、いつも頭でわかっていなければいけない。マスクに反対なのではない。マスクの意義を考えてマスクをつけるべきだと思うだけだ。

周りのルールや雰囲気によって自分自身が変えられてしまう危険性を意識していたい。

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...