Saturday 30 November 2019

Such a sweet age

当たり前だけど、小さな3歳にはたくさんの「はじめて」がある。

はじめてのたい焼き、はじめてのプール、はじめてのロマンスカー…

数えだしたらキリがないけどそれらを体験させてやること、あるいは体験させてやろうと思う瞬間のこちらの喜びはとてつもないものがある。大したことなさそうなことでも、「あ、これは一緒にやったら楽しいんじゃないか」とひらめくその時、飛び跳ねたくなるくらい嬉しくなる。

というのも、私にとっても「はじめて」なのである。

以上は「はじめて」について。それに限らずとも「きょうはおいしいもので喜ばせたい」とか、日々思う。大したことなくても、出前のそばを注文する、とか、一人ではやらないようなイベントを企画したくなる。

これほどまで無条件に、損得勘定なしで献身したい、なにかを与えたい、と思ったことはなかったと思う。

ある日、この世にひょこっと現れた、こどもという存在。やわらかい肌に触れて抱きしめるたびに、こういう種類の幸せがあったのだなと思い知る。

当然、疲れていて笑顔さえ出ないときもある。それでもこの子の存在にどれだけ救われているのだろう、と思う。ありがとうとしか言葉が出ない。

本当に、毎日を大切に生きよう。つまり、やりたいことはすぐやろう。まずは自分のことを大切にしよう。いい空気が巡るように、身の回りを整えよう。いつも心にスペースを。

Friday 29 November 2019

おしまいの季節

先週大きな仕事を終えたらもう気分は年末へ直行だ。毎日のように実家でごろごろする日々を夢見ている。冬休みはまるごと東京にいない予定なのでしっかりごろごろできるはず。

きのうも一つ、終わりを告げたものがある。長きにわたり今年のはじめから受け続けてきた研修が最終回だったのだ。参加者も早く終わらせたくてうずうずしていたのがよくわかった。平日の昼間にこの意味のないことをやらされてはっきり言ってたまったもんじゃないのだ。バカにしないでくれと言いたい。そんな研修もきのうで終わり。

やることはまだまだあるのだが、そんな感じでだんだんと終わりに近づいてきた感じがある。おしまいなのだ。一年はこれでおしまい。切り替えと入れ替えの時期。4月みたいなワクワク感はないけどとりあえず一旦お疲れ様でしたという感じ。

少しカタがついたら、会っておきたい友達に冬休み前に会うし、ぶらぶら買い物したり美味しいもの食べたりしたい。風邪ひかないようにたくさん寝ることだけは優先順位第一位で。

Tuesday 26 November 2019

笑顔になれる場所

個人的だがいろいろと問題があり、せっかくの休みだったきのうはぐったり疲れてしまった。久々に水泳に行けたので良しとしたい。

気が晴れないときに友達と話すとか、いろいろな解決方法はあるのだが根本的な解決にはならない。で、最近気付いたことだが、保育園っていいなということ。

子どもの送迎は任せることが多く、私は毎日保育園に行くわけではないのだが、ある程度の、確実な元気をくれる場所である。こどもたちの甲高い声が響くあの場所にはポジティブなエネルギーしか感じられない。どれだけ浮かない顔をして行っても、園内にいると必ず笑顔になる。

当たり前だが山ほど子どもたちがいる。自分の子以外ともたいてい「げんきにしてる?」「この服かわいいね」とかその程度ではあるけど会話をする。ぴょんぴょん跳ねながら行ったり来たりしている。笑顔にならないわけがないのだ。この子たちの未来は明るい、あるいは明るくあれ、と切に思う。

そこに明るい先生たちがいる。これほんとにずっと思っているんだけど、保育士さんってすごくないか?こんな明るくて前向きな職業人たちを私はほかに知らない。高く、よく通る声で「おかえりなさーい」と、しかもとびきりの笑顔で声をかけてくれる。

保育園に通わせはじめたのが子ども0歳11ヶ月の時。最初は認可外で、それから認可にうつり、さらに統合されて新校舎に移り、仲間も先生も変わったので現在3種類の園を体験したことになる。「○○組」の呼び方も以前から変わった。おかげさまで我が子はたくましく、健やかに育っている。

3年前まで未知の世界だったのだ、保育園なんて。子どものおかげで笑顔をくれる場所ができたのだ。というかそもそも笑顔をくれるのはいつも我が子だけど。

さて、今日こそ晴れますように〜。

Monday 25 November 2019

学祭・時は流れる

土曜日で仕事の大きなイベントが終わり少しホッとした。特にこの一週間、このために集中して考えることが多かった。ようやく肩の荷が降りたというか、別のフェーズに入った、というか。縛っていたものがほどけた、というか。自分のために何かご褒美をあげたいような気持ちである。もう冬休みに入っちゃっていいな。郷里に帰ってみかん食べたり本読んだりごろごろしたい。あと一ヶ月か。

ふと、フェイスブックの友達一覧を見た。だいたい200人前後が登録されているが、もはや現実世界で、いや、そもそもやりとりのない人が8割以上である。そして今後、もしかしたら一生会わない、あるいは会おうとしないだろうという人はその半分以上。

そんなものなのだ。時が経つということは。それぞれの生活があり、個人を取り巻く色々な状況により考え方も生き方もだいぶ変わってくる。

昨日は子を学祭に連れて行った。なんだかんだで0歳の時から行っているのでこれで4回目である。毎年、連れて行きやすくなっているし荷物も減っている。ミルクがいらなくなり、オムツがいらなくなった。たいてい歩き疲れるのと、私の思うように動きたいためにベビーカーがいまだに必要である。が、これもそろそろいらなくなってくるのだろう。

自分が通っていた大学にこどもが遊んでいるという景色はなかなか感慨深いものがある。歴史を感じる、というか。時は流れる。

3歳でできることはだいぶ限られているので毎回ながら滞在時間はそれほど長くない。焼きそばや甘いものを食べて帰る。本当に、行って帰ってくるという感じだ。ちなみに子にとっては、学祭自体よりも、その道すがらにあった消防署のほうが印象的だったようだ。(シャッター外からずっと見つめていたら隊員がシャッターを開けてくれた。)

夕方から短い仕事が一つあり、外出した。珍しく池袋に行ったので、毎年恒例のケーニヒスクローネで栗あずきのパイを買って帰る。

Thursday 21 November 2019

体調不良

体調がよろしくない。昨日の午前中からなんだか胃のあたりがおかしい。帰ると寒気もした。なんと昨日の夕方6時半から今朝6時までずっと寝た。途中少し起きたりはしたけど、だいたい寝ていた。今朝は…ちょっとマシだがやっぱりなんか変だ。きょうと明日と明後日はやらなければいけないことが多く、すべてをこなせる気がしない。きょうあたり休みをとれたらいいのだろうけど…。昨日は午前中から何も食べていなかった。さっきようやくりんごを食べてみた。きゅうに寒くなったので調子が狂ったのかもしれないしやること多いがための精神的負担からきている胃痛なのかもしれない。だましだまし今日を終わらせられると良いが。どうだろう。

Sunday 10 November 2019

ピアスをなくす季節

先日同僚が私のピアスを見て一言:

「あ、それはデンマーク王室御用達のものではないですか?」

驚いた。自分で作った240円のピアスだったからだ。

はははと笑って違いますよと答えた。マーガレットかデイジーの形をした大きめのピアス。見る人が見ればすぐ分かるのだろうが9割の人にはそんなこと関係ない。遠目だと余計にそうだ。

その後わざわざ同僚はパソコンを持って私のところにきて「これですよ」と画面に表示されたそのピアスを教えてくれた。確かに形がよく似ている。値段はなんと3万円。「そう見えるならデンマーク王室御用達ということにしておきます」と冗談を言いながら笑った。

ピアスやイヤリングというものはどうせなくす運命にあると思っている。そしてその季節がやってきた。マフラーやスカーフに引っかかるのである。後ろから留め具をしておかない限りどんどんなくなっていく。これまでいくつのピアスをそうやって失くしてきただろう。

そういうこともあってピアスにはお金をかけないことにしている。ほかのアクセサリーはそんな簡単になくならないけどピアスだけはお金をかけても無駄になることがあるのだ。

そういう話をしていたらそれを聞いた同僚が「そうなんですね!心にとめておきます!」と言っていた。ちなみに彼はもうすぐ結婚するのである。

ピアスをなくす季節ではあるが、この季節が好きだ。空気がピリッとしていていい。朝日が昇る前に起きて紅茶を飲むのが楽しみ。そういえば今年はなんだか紅葉が遅い気がする。

Wednesday 6 November 2019

ヒートテック毛布

だいぶ寒くなってきた。いい季節である。空の高さと空気の爽やかさがなんとも言えない。朝日も夕日もとにかく綺麗に、よく見える。日が暮れるのが早いのは切なくもあるがその分「家で何やろうかな」と考えるのが楽しみだ。読書とか、写真の整理とか、家でこそこそ何かをするのは小さい頃から好きなタイプの人間である。そしてこれから年末にかけては、クリスマスやお正月が控えていてたいてい楽しい雰囲気になる。

ユニクロのウェブサイトでしょっちゅう、何がセール中なのかなと物色しているのだが、割引でもなくて最近思い切って買ったものがある。毛布だ。ヒートテック毛布。これ絶対あったかいぞ、とわかっていたのだけど絶対必要なものでもなかったので買うには至らずにいた。持ち物増えるだけだしなあ、と。それでも、である。どうしても一度触って見たかったのと、今ある毛布は重くて結局使っていないのもあり、思い切って買った。

結果、大正解。本当にあったかい。さすがヒートテック。ちなみにシーツとふとんカバーもユニクロを使っている。こちらはエアリズム。夏用かと思いきや年中使えるし乾きやすさと気持ち良さが半端ないのでここ数年ずっとこれ。エアリズム寝具への信頼があったのでヒートテック毛布は間違いないだろうという確信があったのです。

保温力は言うまでもなく、軽い。洗濯も簡単にできそうな感じ。こうやっていいものを発見したら昔のものから移行すれば良い。本当のお気に入りにだけ囲まれて暮らすのは幸せなことだ。

Monday 4 November 2019

鎌倉一泊

子を連れて一泊二日で江ノ島と鎌倉に行ってきた。幸い天気もよく、子の鼻水は垂れつづけているものの熱が出ることもなかった。

初めてロマンスカーに乗る、というのが今回の目玉のひとつであった。ホームでしばらくロマンスカーを待っていたところ、青いロマンスカーが現れた。子は、ニコ〜と笑った。子の嬉しい姿を見るのがこちらもこんなに嬉しいなんて。少し緊張した感じで車内に入った。子は「よし、お弁当食べよう!」と張り切っている。使えもしないのに箸を持っている。手で掴んでそれを箸に渡し、手でおさえるようにして口に運ぶ。うんうんと頷きながら「おいしいね」と言った。すべてにおいて「いっちょまえ」な感じがするのがもう可愛くて仕方ない。一生懸命なのだ。これだけでも十分に連れてきた価値があったと思った。

あっという間に片瀬江ノ島に到着。水族館に行ってみたものの、人が多いのと暗いのと暑いので思うようには動けなかった。それでもクラゲとエイとペンギンはきちんと見られた。そして「すいぞくかん」というのは自分も水に入るところだと思っていたらしい。巨大な水槽を見て「水族館に行きたいよう」というので、違うよ、水族館は泳いでいる魚を見るだけだよ、と説明したがもうグダグダしはじめたのでさっさと外に出て海岸で遊んだ。これが一番楽しそうだった。やっぱりこの自由が必要だよなあと眺めながら思う。ほかの子供達も楽しそうにはしゃぎ走り回っていた。

それから電車に乗る途中でソフトクリームを買ってあげた。夢中で食べ続けて結局ほぼ全て一人で食べてしまった。満足だったようだ。こうやっていろいろな味を覚えていくのだなあ。

どうにかこうにか江ノ電に乗ったものの人がごった返していて車窓からの眺めはまったく楽しめず。降りた後もすごかった。

宿に着く直前にコンビニで何か買おうということになり、入って見るとすぐに子がつぶあんぱん5つセットを手に取った。それからオレンジジュースと、私のためのビールを買って宿にチェックイン。

部屋に入ってすぐ、窓の方にある椅子に子が座り「おやつパーティしよう〜」と言う。ニコニコしてかわいい。そうだね、おやつパーティだね、と言って一緒に座る。よくここまでわがままも言わずについてきたなあと感心しつつ一緒に休憩。

大きなお風呂に入り、夕方にはごはんを食べて、珍しくテレビを見ているうちにこどもは眠ってしまった。精一杯なのである。一緒にきてくれてありがとう、と寝顔を見ながら思った。

こういう一瞬一瞬を覚えておこうと思うのだけど日々は過ぎて行き、新しい出来事がやってきて、あっという間に上書き保存されてしまう。仕方ない。そんなもんだ。巻き戻しのできないこの時間を精一杯に過ごそうと思うのである。

Saturday 2 November 2019

前もって計画しておくこと

久しぶりに合気道に行くことができた。やっぱり汗をかくのは気持ちがいい。子供が生まれてからは月に一度、行けても二度、くらいなものだが、それも安定といえば安定なのである。やめようかなと思うこともあるけどなんだかんだで月1回は行けている。合気道始めてどれくらいかなと帰り道に考えてみたらかれこれ4年半がたつ。早いものだ。

9月から10月にかけて頻発するこの三連休をどう乗り切るかというのは大きな課題である。平日の忙しさをどう乗り切るか、よりも重大であると思っている。10月のやることリストには「11月の連休の過ごし方」というのがあった。懲りたのである。煮詰まるのである。3人で三連休はもはやつらいのである。度重なる三連休で、少なくとも今年に関してはいい思いをしたことがなかった。だから10月に、11月はなんとかしなければと思っていたのである。

10月のある日、もう無理だと思って勢いで、一度泊まったことのある鎌倉の旅館に電話をしてみた。11月の連休に空きがあるかどうか。日曜と月曜なら空いていますということだったので値段もきかずに「じゃあおねがいします」と言った。というわけで明日は子供をつれて一泊しに行く。

もしかしたら天気が悪かったりとか、体調が悪かったりとか、あるかもしれないけどこういうのは早めに計画を立てておくに越したことはない。予約が必要なものに関しては本当に、そう。このスタンスでいくと最終的には、失うものより得るものの方が大きい。

ずっと前に、高校生用に組まれたプラネタリウムで言われた言葉をよく覚えていて、時々思い出す。

「みなさん、冬休みの予定はもう立てましたか。冬休みの予定は、夏休みに立てておくんですよ。春休みの予定は、冬休みに立てておく。時間はあっという間に過ぎていきますからね」

私自身、人生を振り返るとその場で判断して行き当たりばったりで決めることがとても多いのだがそれと同時に立てるべき予定は確実に押さえておくタイプでもある。ある意味バランスが取れていると思う。その証拠に12月、来年1月、それから3月まで航空券購入済みである。それにあわせて動いて行けばいい。

ありがとうとカルボナーラ

 新学期スタート。 子が帰ってくる時間に家に人がいる、というこの幸せ。保育園は4時とか5時まで預けていたのでこんなことはなかったけど小学校は本当に「帰ってくる」ので誰かいないといけない。自分が仕事していてその時間に家でFが子を迎えてくれているというこの安心感は、あらためて、ほかの...