Sunday, 10 November 2019

ピアスをなくす季節

先日同僚が私のピアスを見て一言:

「あ、それはデンマーク王室御用達のものではないですか?」

驚いた。自分で作った240円のピアスだったからだ。

はははと笑って違いますよと答えた。マーガレットかデイジーの形をした大きめのピアス。見る人が見ればすぐ分かるのだろうが9割の人にはそんなこと関係ない。遠目だと余計にそうだ。

その後わざわざ同僚はパソコンを持って私のところにきて「これですよ」と画面に表示されたそのピアスを教えてくれた。確かに形がよく似ている。値段はなんと3万円。「そう見えるならデンマーク王室御用達ということにしておきます」と冗談を言いながら笑った。

ピアスやイヤリングというものはどうせなくす運命にあると思っている。そしてその季節がやってきた。マフラーやスカーフに引っかかるのである。後ろから留め具をしておかない限りどんどんなくなっていく。これまでいくつのピアスをそうやって失くしてきただろう。

そういうこともあってピアスにはお金をかけないことにしている。ほかのアクセサリーはそんな簡単になくならないけどピアスだけはお金をかけても無駄になることがあるのだ。

そういう話をしていたらそれを聞いた同僚が「そうなんですね!心にとめておきます!」と言っていた。ちなみに彼はもうすぐ結婚するのである。

ピアスをなくす季節ではあるが、この季節が好きだ。空気がピリッとしていていい。朝日が昇る前に起きて紅茶を飲むのが楽しみ。そういえば今年はなんだか紅葉が遅い気がする。

日常に戻る、とアイデンティティ・クライシス

 韓国から帰ってしばらく経つが、すぐに東京の生活には慣れてきた。職場も1ヶ月以上ぶりに行ったが、15分もあれば戻った。この夏、あっちこっちに滞在したのもあってようやくホームグラウンドに戻ってきた気持ちになる。わたしの日常が東京にある、というのをあらためて実感している。 韓国から帰...