Friday 24 July 2015

山から帰還して稽古

昨日、山から戻った。
2回の登山に耐えた。今年は体調がよろしくなく、調子よく登れなかった。
特に2回目のほうは息があがり、頭痛がして、さらに親知らずまで痛み始め、辛かった。天気が良すぎたというのもある。そもそも3時40分起床で2回も山に登るわけだから、寝不足なのだ。そりゃ頭痛もする。

1年間でもっとも苦痛であるこの5日間を終えた。これが私にとっての年明けである。ここからようやく新しい年が始まると言っても過言ではない。

帰ってから体組成計に乗ると、いつものように筋肉が2kg増え、筋肉レベルが2上がり、同時に体重が2kg増えていた。体脂肪は減る。体内年齢は19歳。毎年のことである。これが、数週間のうちにだんだん元に戻って行く。

帰路、登山に耐えた自分への小さなご褒美として、サービスエリアでハンカチ等を買う。2年前は小風呂敷、去年は自転車模様のハンカチを買った。
今年は言うまでもなく、手ぬぐいである。
買ったのはこれ↓

ちっちゃい侍がいっぱい。
本当は、合気道の柄だったらもっと良かったのだが、まあ立ち振る舞いは基本的に似ているのでこれで良い。かわいい。
この画像ではよく分らないけど、背景はまったくの白ではなく、少しシックな感じの白である。気に入ったので今日1日はこれを持ち歩き、稽古にもこれを持って行った。

きょうは約1週間ぶりの稽古。
昼ごろ雨が降ってきたので、夕方は行けなくなるのではないかと心配したが、結局雨が止んでよかった。

とても暑かったし、身体が重い感じがしたし、筋肉痛も残っているので、行こうかどうしようか最初は迷ったけど、稽古が終わったらとても気持ちが良かった。滝のような汗をかいた。やっぱり行ってよかった。

稽古の何が良いかというと、色々な人に挨拶をし、会話ができるということである。天気のことから、仕事のことまで。
「こんにちは」
「こんにちは」
「暑いですね」
「そうですね」
たったこれだけのやりとりで爽やかな気持ちになる。

みんな違うけど、共通しているのは合気道で、道場に入るとみんなフラットな関係になる。先生の言う「白紙」である。礼儀正しくあること、相手に敬意を払うこと、大事なのはそういったこと。宗教も、年齢も、職業も、関係ない。

きょうの先生の話で印象に残ったのは「いつも初心で」ということ。
経験があるからといって偉そうな顔をして道場に入って行くのではない。

年も経験も性別も関係ない。みんなが白紙状態で始める。

合気道を初めて2ヶ月が経つ。自分に合っている気がするのは、たぶん、合気道のこういった精神が肌に合うからだと思う。スポーツには(独特の、変な)上下関係がつき物のような気がしていた。だから部活でうまくいったためしがなかった。しかしそうでは無いことを身をもって知った。こういう居心地の良い場もあるのだ。

変な上下関係の厳しさが無いスポーツ。素敵だと思いませんか。

ありがとうとカルボナーラ

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