Friday 10 July 2015

7月大歌舞伎

昨日は歌舞伎座へ。

7月大歌舞伎。想像以上に面白かった。今まで、何回か歌舞伎を見に行ったことはあるのだが、一番面白かった。ストーリーも分りやすかったし、役者の動きも面白くて、目が離せなかった。さらにアドリブみたいなやりとりもあって、笑う場がたくさんあった。

役者の顔ぶれが豪華である。海老蔵、獅童、玉三郎、中車、猿之助…。
「与話情浮名横櫛」では、海老蔵と玉三郎が共演する。

こんなに楽しめたのは、歳のせいだろうか?とも思ったが、たぶんこの7月大歌舞伎が特別に面白
かったのだろう。それでもこれまでと違った視点があったのは、衣服や舞台の色づかいである。あまり今まで気づかなかったのだが、例えば与三郎の着物の水色。(ほかに言葉を知らない。たぶんあの色を表す、ちゃんとした言葉があるはず。)江戸で放蕩する若旦那のしゃれた様子がこれで分るのだ。粋である。

そして、あの浄瑠璃と三味線と太鼓の音が好きだ。リズムが何ともいえない。全体を合わせて、とにかく「粋」である。これが「粋」だとされる場所に生まれたことを幸運に、誇りに思った。

歌舞伎に詳しくはないのだが、これはまた見に行ってみようかなと思えた。


気に入った手ぬぐいを一枚、毎日洗っていつも使っているのだが、昨日、与三郎の手ぬぐいを見かけたので買おうと思ったら売り切れだった。うーん、欲しいなあと思ったらアマゾンにあったから買おうかな。本来は歌舞伎座でその日に買うのが良いんだけど…。アマゾンで買ったらあんまり粋じゃないかな。笑

ありがとうとカルボナーラ

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