朝6時ちょうどに家を出て、成田へ。
フランクフルトを経由してローマへ。
乗り継ぎがあるので、やっぱりニューヨーク直行便などと比べると、とにかく体力と気力が要る。まあこの10年でだいぶ慣れたけど。
2年ぶりのイタリアである。この空気が嬉しくて仕方ない。
特別な感じも何もしないのだが、ずっとここに来たかったのだ、と思う。
明日すぐにまた空港に戻る予定なので、きょうは空港からすぐのホテルに泊まっている。
海の近くなので、日没を眺めた。それから適当なレストランに入ったらこれが美味しかった。
カメリエーレもシェフもすぐに声をかけてきて、色々しゃべる。
この人たちの、肩の力の抜け方を肌で感じる。「人間」に興味津々なのだ。
ヴォンゴレとポルチー二のタリオリーニ。めちゃくちゃ美味しかった。どうやって作ったのか考えながら食べていたら、「オリーブオイル、にんにく、塩、パルミジャーノをすこし、だよ」と言われた。てっきりバターが入っていると思っていたのだが。美味しいものに限って、シンプルなのである。こういう瞬間に、この民族の哲学を感じる。色々書きたいことはあるけど、とりあえず今日はこれで終わり。
元気であることと、イタリアに身を置けて幸せだということをここに報告します。