Wednesday, 2 August 2017

食事エプロンを作った

自分だけは例外、と漠然と思っていることがある。そのことにすら気づいていなくて、気づくのはいつも当事者になってからなのだが。

たとえば保育園を見つけるのがいかに難しいか。待機児童問題は他人の問題だった。いずれ自分も直面する問題であることが分かっていながらもなんとなーく自分だけは例外な気がしていた。
妊娠出産に関する問題もそうだった。

世の中の人々が必死こいて、がんばって、もがいている部分を自分だけはすっ飛ばせるような気がしていた。そして今もどこかそう思っているところは、やはり、ある。

ちょっと話は違うかもしれないが保育園とか幼稚園とか小学校の準備ってそんなに大変なのだろうか、とこれも漠然と思っていた。世の中のお母さんたちが夜な夜なミシンを引っ張り出してきて「おどうぐ」をそろえるのは義務なのだろうか、あれほんとにやらなきゃいけないんだろうか、と。

で、当事者になってみて思ったのは、買えば済むものでも作りたくなっちゃうのかな、ということ。ちょこっとの裁縫で済むのであれば。

今通わせている保育園の場合はそれほどたくさんの準備するものは無かった。区立保育園でお願いされるようなシーツもいらない。ただ「エプロンを用意してください」と言われたのだが、二枚しかなくて洗濯が追いつかない。どうしようかなと思ったら、作ったほうがいいということに気づいた。手間はかかるかもしれないが、ほかのものに比べると比較的簡単にできそうだ。具体的には1,切って、2,バイアステープを縫い付けて、3,マジックテープを縫い付ける。それだけ。というわけである日、生地を買って作ってみた。これ↓
カーブのところが難しかったけど、ラミネート生地なので普通の生地よりも簡単にできる。糸の始末も不要。

ちなみにこの生地は、下北の小さな生地屋さんで買いました。ユザワヤではなく。最近下北の小さな店がつぶれてばかりなのでここぞとばかり応援しておいたというわけ。そもそもこの素敵な生地(ニューヨークの地図)はこの生地屋さんにしか無かったし。

生地がまだまだ余っているのでまた何か作ろうかなと考えている。

お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...