Tuesday 15 August 2017

ブログを長く続けている

ふと思い立って、このブログの最初の投稿を見てみたらちょうど9年前の8月だったようだ。開設してだいぶ長いこと経つ。これ以前にもいくつかブログを書いたことがあるのでブログ歴は9年どころじゃない。15年近いのではないか。その当時はブログがちょっとした流行りで、そのへんの友だちが次々に開設していた。ライブドアが最初は一番多かった。それから数年後、ミクシィというものができて、フェイスブックができた。インスタグラムができた。そうやってみんな段々と文章というものを書かなくなってきた。写真が中心になり、ごく簡単なことばを掲げるようになった。ことばがどんどん軽くなってきた。

ある程度まとまった文章を書くとなると時間が必要である。そして読者を意識する必要がある。そしてテーマが必要である。昔、ブログ書いてたけどやめた、という人たちはきっとそういったものに対するモチベーションを失ったのかもしれない。そしてそのうちに「いったいなんのために書いてるんだろう」と思ったのかもしれない。

でもそんなに気合を入れる必要はない。15年書いてる者として思うこと:

・毎日投稿しなくてもよい。
・気が向いたときに頭のなかを整理するつもりでキーボードに向かえばよい。
・長い文章を書く必要はない
・テーマたるテーマはなくてもよい

そして大事なのが

・読者を意識しない

ということ。もちろんある程度は意識するだろうがこの場合は「誰が読んでいる」という具体的な人物の顔を思い浮かべるほど意識しなくてよいということだ。(そうすると書けなくなる。)つまり誰が読んでも良いように書く。書くのに責任が伴う。それくらい「公」な場であると思っている。じゃあ私的なことはどこに書くのか。直接しゃべりたい相手に会ってしゃべればよい。(フェイスブックでも良いかもしれないけど、あれはどうしても偽りの姿が見え隠れするんですよね。)
ところで:
フェイスブックではあまりにもみんな幸せそうで、
インスタグラムではあまりにもみんな美しい。
そんな現実あるかよ、と思ってしまう。

その一方でツイッターは本音が出てていいよね。

万年筆、外出

なくなったと思っていた万年筆が職場の引き出しから出てきた。一本千円のものなので、なくなってもあきらめはつくのだが少し気になっていたのは事実だった。中のインクは空っぽだが一体何色を入れていたのかさえ判然としない状況だった。家に連れて帰って洗うことにした。  翌朝の万年筆カートリッジ...