Saturday 12 August 2017

村上春樹を読んで休暇を過ごす

二日前の夜中、二時半から三時半ごろにかけてこどもが寝付けず、だいぶ泣いたのできのうは一日ずっと寝不足状態で過ごした。ところがうって変わって昨夜はほとんど起きなかった。ほとんど、というのは、10時頃に一回むくりと起き上がって少し泣いたのでミルクを160cc飲ませたから。8時の就寝から今まで、寝付けなくて泣くということはなかった。素晴らしい。昨日は涼しかったおかげだろうか。それとも日中穏やかに過ごせたということなのだろうか。やっぱり一進一退なのである。AすればBになる、のような決まり切った機械的な動き(たとえば寝る前にミルクを飲めば起きない、とか)はない。それぞれの子どもにそれぞれの育ち方があるのだろう。一進一退。

この一週間だいぶだらだら過ごしている。暑かったのもあるけど。正しい休暇の過ごし方だ。バカンスというのはからっぽという意味なのだから、休みだからと言って特別に何かをするのは間違っている、と私は思う。普段生活しているところから物理的に距離をおいていったんからっぽになる。ひとつやることを持ち帰ってきているのにそれに手も出さずにいる。

ひたすらやっていることと言えば、村上春樹の『騎士団長殺し』を読むこと。こどもを保育園に預け始めた7月からようやくちゃんと読み始めることができた。7月には上巻を読み終えていた。父親が春に買った下巻がすでに実家にあることが分かっていたので、東京で下巻は買わずに実家に帰るのを待っていたというわけ。そしておそらく今日で読み終わる。

2月の発売以来、夏になるまで本に「入り込む」ことができずにいた。やっぱり読むにはいろいろな条件が必要なのである。

・一人になること
・静かであること
・上記がそろったまとまった時間がとれること

これが、こどもが保育園に行くまでなかなかとれなかった。

きょう読み終えるのは惜しい気もするがやっぱりやめられない止まらない、でした。次の小説出るのまだかなー

ありがとうとカルボナーラ

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