Wednesday 30 August 2017

一年前のきょうは

仕事に復帰して2週目。まだ本格的に始まったわけではないのでまったく忙しくない。同僚からは「家にいたほうがリハビリになるよ〜」とか「きょうはもう帰っていいんじゃないの」とか言われる。実際、職場にはほとんど人がいない。先週に比べると今週はまだ増えたように見えるが、それでもまだまだのんびりしている。それでもペースをつかむために一応出勤はしている。いいタイミングで復帰できたなあとつくづく思う。

去年のきょうは、陣痛促進剤が入って苦しんでいたところだった。丸一日苦しんでも産まれなかった。あれは本当に、最悪の時間だった。どのくらいの痛さか、具体的に忘れつつはあるものの、そのときの気持ちは覚えている。そしてもう二度とあの苦しみは味わいたくない、といまだに思う。痛すぎて吐き気のような頭痛のようなものを感じたし、用意された食事も食べられなかった。(食べられなかったその食事が冷やし中華かそうめんだったのを覚えている。)

そうやって産まれたこどもが今これだけかわいいのは、あのとき痛みを感じたおかげ、とは思わない。「腹を痛めて産んだ子」とは言うが、別に腹を痛めなくてもきっと同じようにかわいいし愛しいと思うはず。だからあの痛みは取り除けるなら取り除くべき。痛いと分かっていて麻酔をしない手術は無いのになぜ出産だけが「痛いのは当たり前」で乗り越えるべき試練になるのか。無痛分娩がもっと広まることを願う。

ともあれ。

こどもは元気で一年間を生き伸び、私も元気で職場に復帰している。不安とかイライラとかあるけれど、ものごとはなるようになるのだなあと一年を経た今しみじみと感じる。

ありがとうとカルボナーラ

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