子供と意思疎通ができるようになってようやく「子育て」という感じがしてきた。イヤイヤ期までは「育てている」というよりも「制御する」というべきか、その場にいてとりあえず安全を保証し生命をつなげるのが精一杯だった。大げさかもしれないけど本当にそんな感じ。家のなかは誰もがギリギリの状態だったのでは、と今振り返ると思う。「つらいけどかわいい」じゃなくて「かわいいけどつらい」だった。本当に辛かった。それが今となってはそこに「やりとり」が存在するようになった。先日読んだ本のせいもあるかもしれないけど「そうだ、こうやって心を育てるんだなあ」とか思う。自分に余裕がでてきたのだろう。土日が怖くなくなってきたので「日曜日は何をしようか」などと話をするのが楽しい。新しい経験をさせてあげられるのが嬉しい。
こうしていると嫌でも自分がどう育てられたかを考えるようになる。親から課されたよくわからないルールの数々、親からたたかれたこと、しかられたこと、皮肉を言われたこと、きょうだいと比べられたことなどを嫌でも思い出す。ほかに客観的な視点を持たない子供時代なので、親の指導が正しいという結論のもとにものごとは動いて行ったし、我が家こそが「正解」の形であるのだと思い込んでいた。誰だってそうだろう。こどもにとってはその家庭が、世界である。早く自立したい、外に出たいとずっと思っていたし、その通りに18歳で家を出た。
親はきっといっぱいいっぱいだったのだろうと今、自分が人の親になって思う。誰だってそんなにいつもニコニコはしていられない。ただ「私が親にこう育てられたから」と言ってそれを無理に意識することは無いと思っている。こうされたからこうしないようにしよう、とかその逆とか特に意識しない。というのも私と親は別の人間だから。生きた時代も違うし育った環境も違う。それはそれ、なのである。
Monday, 24 June 2019
日本の教育は困ったことになっている
5日。毎年三月恒例の婦人科検診。かれこれ20年前、治験で関わったのがきっかけで知った病院だがとても良いので結局20年間通い続けている。家の近くではないけどなにかと自分にとって都合が良く慣れた、なによりも信頼できる病院。 特に決められたわけではないが3月になると検診を受けている。...
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きょうは代休。お昼を食べにでかけたら記録に値する興味深い出来事があった。赤ちゃん連れの多いオーガニックカフェ。昼はビュッフェ形式。私が案内されたのは一番奥の席。両隣にはすでに客がいて食事をしていた。二組とも、女の赤ちゃんを連れた母娘ペア。つまり、女3世代ということ。平日の客のな...
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ブログを書く時はたいてい文章を書いてから最後にタイトルをつける。ところがきょうは逆です。 もめんやまきの の実力。この一文が先にうかんでいた。これについて書くぞ、と思って、はい、今から書きます。 きょうは午前で仕事を終わらせ、4月からの認可保育園のためのシーツのための布のため...
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数ヶ月間のなぞがやっと判明した。 cul-de-sac だったのだ。 ******************* 「行き止まり」とか「袋小路」とかいう意味の「コーデサック」か「コーダセク」というような単語がある、ということは知っていた。 ただ、音で聞いたことしかなくて、読...