また爆発してしまいましたね、週末。怒鳴ってもどうしようもない相手に怒鳴る虚しさと情けなさと言ったら。辛い以外のなんでもないなこれはと思った。
昼寝をしたいくせに昼寝しない。疲れているものだからわがままも余計にエスカレートする。寝る用意をするとここは嫌だと言って泣き叫ぶ。そして蹴る。ものを投げる。夜はお風呂に入らないと言って泣く。むりやり入れると今度はお風呂からあがりたくないと言って泣く。
もう勘弁してくれと本気で思った。週末だけでこどもは500回くらい「いや」という言葉を言ったのではないだろうか。
ずっと目が離せなかった時期よりは確実にましなはずなのだが意志が強くなってきて体重も重くなってくるとそう簡単には「動かす」ことができなくなってくる。
日曜夜には例のごとくまったく気力がなくなり、笑う余裕もなかった。それでもこどもが布団に転がり込んでくると、それはもう暖かくていいにおいがして本当にかわいいと思う。小さな足をにぎってあげると安心して眠りにつく。愛おしい。ただこれは1日のうちのほんの一部である。
美談?を語る余裕はない。SNSでこどもと写った、キラキラした写真を投稿できるとしたら、それはやっぱりほんの一部、いや文字通り、写真を撮ったその一瞬にすぎなくて本当の私の「日々」はもっとずっとドロドロしている。散らかった部屋を片付け、食器を洗い、洗濯物をたたみ、掃除機をかけるのがここにいる時間の大半なのではないかとさえ思う。行き場のない怒りとイライラにまみれている。
通常、人生のあらゆる場面にはいくらか選択肢があってそれらを選べば次に進んでいく場合が多いのだが、こどもが「ギャー」とか「いやー」とか泣き叫んでいるのを目の前にしたとき、私にはそれを解決に導く選択肢がない。そのことに昨日気付いた。前にいくのか?後ろにいくのか?右?左?どちらもできない。というか無い。そこに置き去りにするか、怒鳴るか以外にない。それが「選択肢」だとすれば。抱きしめてあげればいい?ゆっくり話をしてあげればいい?いやいや、そんなんで済んだら苦労はしない。そんなのは今の私にはおとぎ話にしか聞こえない。抱きしめても振り払われるし泣き叫んでいるのだから話しても聞こえない。
耐えるしかないのはわかっているが、耐えられないときもある。だって私も人間なのだ。きのう泣かれて思わず出たセリフはこれでした。
「こっちが泣きたいわ!!!」
Monday, 10 December 2018
セールの思い出
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