Sunday, 10 October 2010

字幕なしで映画を見る。

今日は雨かと思ったんだけど結局降らなかった。よかった。
11時頃からプール行ってきた。
普段より泳ぐ距離は断然少なかったのになぜか疲れきっていた。
水をかくエネルギーが無くて、きつかった。

こういうのって、食べたものや睡眠時間、その週の活動状況など、さまざまな要素が関連している。
結果的に、今日はエネルギー不足なのである。

Vittorio De Sicaの"Sciuscia"を見た。
タイトルは「しゅーしゃ」と発音する。
shoeshine,つまり靴磨きのことだ。
1946年の映画。白黒。90分。


いつの間にか、イタリア語の映画が字幕なしで見れるようになった。
と言っても、ほとんど内容を理解していないのだが。

それでも、とうてい無理、と思っていた頃からすると大きな進歩だ。
実際のところ、まだまだ「とうてい無理」であることに変わりは無い。理解できていないのだから。
重要なのは辛抱することだと思う。
辛抱してみていると、後半に入ったころからまず疑問が出始める。

前半の、登場人物が出始めたころは、なにがなにやらさっぱり分からないので、疑問すら出ない。
それが後半になると「あれ、この人はあの人?」とか。「なにがどうなったの」とか「さっきのシーンはなんだったの」とか疑問が増える。

最後まで見てみると、だいたいの流れが分かっている。

そんな感じ。ほかの言語だってきっとそうだと思う。
映画はとにかく言葉よりも映像が多くを語るので、視覚からの情報に頼っていれば結構大丈夫なのだ。ラジオの聴き取りとはだいぶ異なる。

というわけでみなさんもなにかチャレンジしてみてはいかがでしょう。
見たことの無い映画を、もともとの音声で、字幕なしで見てみる。
辛抱いるけど、自信をつけることができます。

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