Sunday, 19 October 2025

理想的な日曜

土曜夜でも9時に寝るし、日曜でも5時に起きる。特に無理しているわけではない。朝起きたときのことを考えると楽しみなのだ。
窓をあけて外の様子を見る。ベランダに出て、気温と、空気を感じる。空の様子をみると、きょうはこういう模様。朝日が当たり始める部分が、とにかくきれい。

朝顔が咲いているかどうかをみる。花はすごく小さい。色も薄い。10月だしね。ふと気づくと雲と同じような色をしている。
パンを焼くために材料を量って、パン焼きマシーンに入れる。発酵中に、空の色が変わるのを見ながら読書と、duolingoと、wordle。誰にも邪魔されない至福の時間。5時から6時半くらいまでが、どうしても欠かせない自分の時間。

大谷がきのうも大活躍だったらしくて、動画を少しみたら、凄過ぎて笑いが出てきた。こんな人は見たことも聞いたこともない。小説や映画でもない限り。

だんだん活動し始める。ちょうどよく熟してきたバナナがあったので、バナナブレッド、バナナとココナッツのドロップクッキーを焼いた。
焼きたての美味しさはほかの何にも変え難い。家でこんなに簡単に作れるとわかっていると、どうしても市販のものをわざわざ買う気にはならない。

9時から、子とプールへ。きょうはバタ足で300m泳ぐ約束になっていた。「がんばれー、ほら、まだまだ」「もっともっとー」と声をかけながらなんとか泳いだ。「もう無理」と言っていたので、どれどれと思って自分もバタ足だけやってみたら、これがめちゃくちゃ疲れた。全身で泳いだほうがずっとマシだ。
子は、あいかわらずひざが曲がった状態でバタ足をしているが、それでもだんだんマシになってきたと思う。約束どおりガンダムのプラモデルを買った。甘すぎる、と思ういっぽうでたったこれだけで泳げるようになって自信がつくようなら安いもんだな、とも思う。

昼はいつものレストランへ。それから図書館へ行き、読みたいだけ雑誌を読んだ。文春も手に入った。制限時間なしで雑誌を読めるのが、自分にとっての幸福である。インターネットの記事と違って、読んでも疲れない。

自分は読書家ではないけど、ここ数年、読むことによって、「心が満たされている」と感じることが多い気がする。現実世界で何か困ったことがあっても、心にしっかり糧があって、そのくらいでは動じない、私にはあの世界がある、と思える。それは決して逃げではない。

4時ぐらいに家に帰り、ごろごろして、だんだん体は「終わり」モードに近づいている。あとは食べて寝るだけ。明日の朝を楽しみにして。

学祭と、自由と

 母校の学園祭へ。行くつもりは特になかったが、恩師がいて会えると聞き、行くことを決めた。子を連れて、2人で出かけた。とにかく天気が良い。電車に乗る時間より歩く時間が長いかもしれない。それでも街路樹の紅葉がきれいで、人も少ないし、いい運動になった。 着くと、大学は広々と開放的で、紅...