Wednesday, 24 December 2025
子の生命力を信頼する
Sunday, 21 December 2025
心も体も冬休み
きのう、土曜日は朝から合気道へ行った。楽しかった。汗だくになった。暗いなか外に出るので覚悟がいる。明るい時期との朝稽古とは全然違う。それでも稽古が終わったあとの爽快さは何にも替えがたい。
昼は鍋焼きうどんを食べた。
村上春樹がよく比喩に使ったり「鍋焼きうどんの季節ですね」と言ったりエッセイに出てきたりするので気になってはいたけど実際に店で注文して食べることはまずなかったと思う。先週試しに食べてみたらびっくりするほど美味しかったので今週も食べることにした。
Sunday, 14 December 2025
チョコレートのパンドーロ
イタリアから届いたパネットーネとパンドーロを少しずつ消費している。きのうはついにBaudiのチョコレートクリーム入りパンドーロを切った。付属の粉砂糖が、カカオパウダー入りで茶色かったのはびっくりした。
とても美味しかった。チョコレート好きにはたまらない製品。いっぽうで子がつくったレゴ。
1年生のときにハマっていたskibidi toiletによく似ている。
後ろ姿。
いつもながら設計図なしによくできるよなあと感心する。
いつも日曜朝は水泳に行っているが、きょうは雨が降っているのでまあ休んでもいいかと思っている。
そういえばきのうは合気道に行ったのだが起きたのが5時45分であやうく遅刻するところだった。5時の目覚ましが聞こえなかったらしい。珍しいこともあるものだ。飛び起きて、顔を洗って、家を出た。めちゃくちゃ寒かったけど合気道にいくとすぐに汗をかく。
Wednesday, 10 December 2025
強さとは
火曜。休みをとったのだが、同僚に回さなければいけないメールが一件あったのでメールをチェックしたら、それ以外に腹の立つメールがきていた。みなければよかった、とつくづく後悔した。見なければ済む話なのに、メールボックスを開けてしまったがためにいやな気持ちになる。遅れてもいいし迷惑をかけてもいいので、メールは勤務時間中に見るべきなのだ。たとえいやなメールを受け取ったときでも、周りに同僚がいる職場という環境であれば共感してくれる人もたくさんいるのでダメージが少なくて済む。(そういう面において同僚にはおおいに助けてもらっている。)
メールがなかった時代はどうだったのかなと考えてみるに、それはそれで不都合なこともたくさんあったのだろうと思う。いいとこ取りはできない、というのが結論だろうか。それにしても、メールはろくなことがない。コミュニケーションは面と向かってやるのが一番なのである。最初から「メールを見ない、返さない人」になってしまったほうが楽だと思う。
仕事、仕事、と言ってももう40過ぎたということは、仕事人生の半分は終わっているわけだ。働き方というか自分の在り方を強く持っていないと簡単にブレるし、まわりまわって大変なことになると思う。わがままを突き通すわけでも我慢し続けるわけでもない、ちょうどいい「在り方」がどこかにあるはずで、こういう場合はロールモデル、お手本があると良い。そうなると自動的に女性には女性のお手本が必要となる。男女関係ないだろう、と思うかもしれない。男性から学べるところは、ある。働き方を見ていて「ああ、指示はこういうふうに出すのか」とか感心することがある。しかしそれはあくまでも「部分的に」なのだ。女には女のモデルが必要だ、というのは、出産と育児を経るというのはもう並大抵のことではないので、これをこなしながら働いているかどうかは大きい。
すごいなこの人、と思える先輩がいても「はて、この人のご飯は誰が作ってるんだろうな。洗濯は誰がしているんだろうな。子の宿題は誰がみているんだろうな」ということが気になる。必ず誰かが裏でその人の分の働きをしている。歴史上の偉大な人物でも、きっとその背景にはご飯作ったり洗濯したりしている人がいた。自分でやってる可能性ももちろんあるけど。
だから、これらを家族に依頼するにしてもそのこと、つまり「そういう仕事が家に存在すること」をじゅうぶん把握していて、うまく回せるだけの人間関係を家族と築けている人なのかどうか、が見習いたいと思うかどうかを決める。
「結局、どこに行っても人間関係」なのである。周りが見えていたとしても気にし過ぎてすべてが遠慮に変わってしまって遠ざかる人もいる。この辺は、最初の話に戻って、やっぱり自分の軸がないといけない。強さとは周りを押し退ける力や自分を押し通す力ではない。合気道の先生がよく言う話で、かつて高倉健氏と話したときに「強さとは、なんでしょうか」と高倉氏はたずねたという。強さとは。なんだろうか。ときどき考える。先生は「自分に勝つこと」とおっしゃっていた。言われてなるほどと思うが、その答えは与えてもらうものではなく自分で日々を生きながら見つけていくものだと思う。
Tuesday, 9 December 2025
イタリアから届いたプレゼント
きのうでいったん仕事が一区切りついた。きょうは働いてもよかったのだが年休も残っているので思い切って休むことにした。めまいの始まる前の、振り返った瞬間に周りがズドンと落ちるような感覚が、ここ2週間のあいだに、たまに起こることがあるので、ぼちぼち休んだほうがよさそうだなと思った。
Thursday, 4 December 2025
揚げ物から考える異文化理解
スローターハウス・ファイヴを読み終わってから、本棚にあったアリス・マンローの"Dear Life"を一話だけ読んだ。続けて読もうと思ったけど図書館で予約したカズオ・イシグロの"Remains of the Day"が早速借りられたので、こちらを優先して読むことにした。洋書、ペーパーバックは図書館にあるとも限らないがカズオ・イシグロ級だと、ある。所有していないものを読むのは今までなかったけど、これでもいけそうだと思った。
しかし困ったことに文字が小さい。電子書籍のほうが良いのかもしれない。文字が小さくて読めないのではなく、読む気になるかどうかという問題である。
そして英語が!難しい!!一文が長い!語り手が英国の執事なのでそれはもう丁寧で回りくどい表現が続く。北米英語を読んだあとなので、正直なところ面食らってしまう。それでもきょうで3日目、なんとか読み続けている。きょうは同じ箇所を3回も4回も読んで、いつの間にか1時間くらい経っていた。物語は最初、入り込むまでが大変なので、もう少しすれば楽に読めるようになるのではないかと期待している。
おととい、半休をとったので時間があった。子と2人での夕飯。
冷凍庫にある豚肉を焼こうと思っていた。子が肉をみて「カツ丼?」というので、ああ、そうか揚げることもできるな…と思い立った。先日ハンバーグを作るために開けたばかりのパン粉もある。フライを作ってみるか、と思った。そういえば図書館で借りていた栗原はるみさんの「わたしのいつものごはん」があるので参照してみた。料理のレシピはネットで見るよりも本のほうが断然いい。
揚げられるものが何かあるか、探ってみたら冷凍のエビが大量にあった。全部解凍することにした。それからかぼちゃも。揚げたてが当然おいしいので、片っ端から2人で食べていった。たったまま食べながら
「おいしいね」
「揚げたらなんでもおいしいよね」
「鉛筆だっておいしいんだよ」
「えっ、ほんとうに?」
というような会話をした。「はれときどきぶた」を思い出す。メインのとんかつを揚げる頃にはもうお互いに油を受け付けなくなっていて、おひらきになった。立ったまま食べる夕飯となった。
さて翌日。
小さなトンカツが3つ残っていて、帰ってきてからわたしがパクッと食べたら当然、子も「ぼくも」と言って食べる。これを見て黙っちゃいないのがイタリア人。「揚げ物は2日連続で食べない」という。「残っているんだから一口くらいいいでしょうに」と言うとさらに怒る。
面倒だなあ、と思っていたところ、ちょうど電話をしていたイタリアのおばあちゃんと我が子との会話。
「パパが揚げ物を食べちゃダメっていうんだ」
「揚げ物は2日続けて食べたらダメなのよ」
「でも一切れだからいいんじゃないの」
「一切れでも連続は連続でしょ」
なるほど、これはパパ1人の意見ではない、ということがここで証明された。
夕飯はエビとあさりのリングイネだったが、それを食べ終わったあとに最後のカツ一切れを子が食べた。これをにらむイタリア人。わたしは口を挟まないことにした。
これが異文化理解というものなのだろうか。きっとそうだろう。放っておけばトンカツは消化され、忘れられる。
それにしても、だ。イタリアにおけるこういったまじないのような迷信のようなルールはたいへん厄介である。この、揚げ物は一例なのだが、気候、服装、食べ物などなどに生活、もはや人生関するルールが数えきれないほどある。どこにも書かれていないのにみんな知っているルール。「食べたあと2時間は水に浸からない」は代表例かもしれない。
もう少しおおらかでもいいだろうに、と思う反面、これがイタリアをイタリアたらしめている、ひいてはこの世界で「魅力的な人々、地域、文化」として見られるゆえんなのかもしれない、と思う。意固地なまでにゆずらない「らしさ」。
気候や食べ物と書いたが、もっというと人間関係においてもこの「ルール」があり、長い歳月をかけて培われた生き方のスキルが、あの土地で育つと身に付くのだろう。
しかし揚げ物くらいね、いいじゃんね。やれやれ。
Tuesday, 2 December 2025
自動的にマフィン
12月になった。11月に、12月の話をするときはまだずいぶん先のような気がしていたのに気づくと12月が「来週」になって、「今日から」になった。冬休みまであと少し。11月はゴールを目の前にして息切れしそうな人たちが多いと思う。なんとか11月を乗り切りましたよ、みなさん!あとは、やることを整理して、風邪ひかないようによく寝て過ごすだけです。
いつもと変わらず朝は5時に起きている。ここ1ヶ月くらい、起きてすぐにマフィンを焼いている。もはや自動的に手が動く。もはや材料も分量も頭に入ってしまった。きのうも、作らなくてもよかったかもしれないけど、ま、やるかと思って作り始めた。紅茶ができるのを待つ時間は7分間と決めているのだが、なんとその間に材料を混ぜ切ってしまった。実質5分だった。我ながら早い。マフィンはケーキよりもメリットが多い。常温保存で良いし切らなくて良い。材料はある程度適当でも失敗はまずない。作るときもボウルひとつでいい。道具は泡立て器とゴムべらがあればできる。朝ごはんに、おやつに、家族がパクパク食べる。置いておいたら1日でなくなる。きょうは、昨日のが1つ残っていたので作らないでおいた。マフィンの写真がないのは、毎日作っていてもはや特別ではなくなったから。
子の生命力を信頼する
月曜。土日ともに夜遅くまでクリスマス会だったのが響いて、月曜は子の調子が悪かった。これは来るな…と思っていたら、火曜は熱が出た。月曜の夜にすでに出ていたのかもしれないが計る前に寝た。たぶん7時半ごろだったと思う。やっぱり寝不足は大敵だ。 火曜。合気道は年内最後の朝稽古で、これだけ...
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きょうは代休。お昼を食べにでかけたら記録に値する興味深い出来事があった。赤ちゃん連れの多いオーガニックカフェ。昼はビュッフェ形式。私が案内されたのは一番奥の席。両隣にはすでに客がいて食事をしていた。二組とも、女の赤ちゃんを連れた母娘ペア。つまり、女3世代ということ。平日の客のな...
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みてきました。雨だし、平日休みだし、いましかない!と思った。やっと行けた。子の友達がこのまえ見に行ってて、遊びにきたときに感想をどんどんしゃべろうとするので、それを聞くより先に見に行ったほうがいいなと思った。 正直なところ前作のほうが「すげー」だった。が、今回の目標は今までの話...
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肌の話の次は、海です。 月曜に行くはずが、前日の夜が遅かったせいで起きたのが遅く、では明日こそ、という話だったはずが、案の定この日(13日火曜)も男たちは10時ごろ起きてきた。(ちなみに私は毎日6時〜7時には起きています。)諦めそうになっていたので、遅くても行こうと私は言った。と...