Tuesday, 14 June 2022

イタリア的助言が欲しくて

 きのう仕事で問題が起きた。家でイタリア人に話をすると「で…大したことではないんじゃ?」と言われた。

この一言で私はどれだけ救われているだろう。もしかしたら「私は真剣に話しているのにそんな言い方はないでしょう」と思う人もいるかもしれない。だが私は「そっか」と思う。仕事に限らず、なにかできごとやものごとに対処するときに「イタリアだったらどうだろう」と頭のどこかではいつも思っている。そしてイタリア的な助言が欲しくてイタリア人にきく。その出来事がイタリア的に見てもありえないことであれば「やっぱりひどい」と思うし、大したことないと心の中で思っているときは「やっぱり大したことない」と思う。

もちろん、日本人でも同じようなことはあるだろう。つまり客観的な見方が欲しくて利害関係のない人に意見を求めるということ。ただイタリアはさらに客観的だ。「なるほどそう考えるのか」と思う。私がイタリアをいくらか知っているからというのもある。もちろん「わかってないな」と思うこともあるが。

この差、この違いが楽しい。少なくとも私にとっては。

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ようやくスーパーでケールを見かけるようになった。今年は例年に比べて少ない気がする。硬くてゴワゴワしていても、千切りして食べると美味しいです。自分の庭でいつか育てられたらいいなと思う。庭、ないけど。庭がほしいなあ、庭。自分で野菜を育てたい。



無理がきかない歳

 今週月曜の夜に、職場の外で、大事な会議があった。6時から8時まで。この時間というのは、普通は家にいる。こどもとの宿題が終わって、お風呂に入って、ごはんを食べて、歯を磨いて、寝る準備をする、というのが毎日の流れ。会議に参加するということは、ルーティーンを壊すことになるので、たいへ...