最近朝の起き方を変えた。というのは杉田敏さんの習慣について読んで刺激を受けたから。(杉田敏さんと言うのは説明不要の、NHKラジオビジネス英語講師を32年間務められた方です。)
最近買った「実践ビジネス英語 ニューヨークシリーズ ベストセレクション」から以下引用:
では、情報収集に充てる時間はどうすればいいのか。時間は作らなければなりません。一つアドバイスをするとしたら、朝の時間の有効利用ではないかと思います。
私は早い時には夜7時に寝てしまうこともあるし、11時、12時まで起きていることもあります。でも、朝は4時10分に目覚ましをかけています。それ以前に目が覚めた時は3時以降だったら起きてしまいます。眠い時に寝て、起きられそうな時に起きる、というのは私の理想です。無理をしない程度で体調を考えながら、起きて「仕事ができるな」と思ったらやるし、夜は「もう今日はやめた」っていう時にはやめる、という感じですね。(引用終わり)
わー、これだ。と思った。4時10分。4時でいいんだ、と思った。待たなくていいのだ。
私は通常5時半に起きで夜9時に寝る。そう決めている。夜9時に寝ると朝4時過ぎに目覚めてしまうことが時々ある。じゅうぶんぐっすり眠っているから。それでも「まだ早いな」と思って頑張って寝ようとする。でも寝付けない。7時間眠っているので当然である。せめて5時まで待とうと思って一応横になっている。そして少し外が明るくなったくらいで起きる。この、待っている時間が結構辛い。杉田さんのインタビューを読んで「待たなくていいんだ」と思ったわけだ。
というわけで最近は、4時台に目が覚めて「起きられそう」であれば起きることにした。これには朝の時間が充実するのに加えてもうひとつメリットがあった。夜眠い、ということである。しっかり眠れるのだ。だって4時台に起きているのだから。9時に電気を消して2分後には寝ているのではないだろうか。
なぜ5時すぎるのを待っていたかというとそれは睡眠不足になることを恐れていたからだろう。それならその分早く寝ればいいだけである。そして寝たければ5時半まで寝ればいいのだ。
静かな朝の時間が好きで、この時間のことを考えるとワクワクする。英字新聞に、フランス語の勉強に、英単語に、ブログに、写真整理に…と考えると、寝る前も、早く朝にならないかなあと思う。考えてみれば高校時代からこうだった。根っからの朝型だが、杉田さんのインタビューを読んですこしそのあり方が変わったという話。