先日、子とお風呂に入りながらの会話
私「大きくなったら、イタリアに住むかもしれない?」
子「うん、でもさ、そのまえにママとパパがどこにいるか教えておいてね。ほら、がっこう、じゃなくてなんていう学校か、とか。たとえば、びょういん、じゃなくて自衛隊中央病院、とか、名前があるでしょ、それを、行く前に書いておいてね」
「そうか、わかった。わかったよ」と言いながらも、かわいすぎてそれ以外に言葉が出なかった。この年齢の子にとってはいま、何よりも親が世界なのだということを実感した。
私の勤務している学校の名前を教えてあげたら、子はそのあとずっと、ひとり言のように呟いていた。