Sunday, 18 December 2011

「健康」にこだわらない

誰しもが健康を願う。

健康であるためのカギは、健康にこだわりすぎないことではないかと最近思う。

若くしてこの世を去ったスティーブ・ジョブズについてここ数ヶ月あちらこちらでよく話を聞く。
彼は極端な完璧主義者で、健康であるためにいろいろなこだわりを持っていたらしい。

あれをしなきゃ、これをしなきゃ、健康でなきゃ

…と思うことで、結局は自分にプレッシャーをかけてしまうのだ。
タバコはいけない、お酒はいけない、色の濃い野菜を摂る、油は控える、ミネラルとらなきゃ、などなど。
「心がける」程度ならまだしも、それが自分への「義務」となってしまうと、かえって負担となるのではないか。

先日、小学校のころの同級生と会った。
彼の「じいちゃん」は酒とタバコを愛する。
禁じられても隠れて摂取するらしい。
今はもう80歳をすぎているらしい。

実際に私がじいちゃんに会ったことはないのでどの程度元気か、までは分かりかねるが、案外そういう人のほうがストレスなく生きていけるのかもしれないと思う。

ことあるごとに「健康のために」と躍起になってジムに通ったり「ラン」したりサプリメントを摂取したりする完璧主義者よりも、おひさまにあたって、かぽーんとタバコでもふかしてリラ~ックスしている人のほうが意外と長生きして、病気も少ないのではないか。
いや、もし病気になってもあまりパニック状態にならずに受け止められそうな気がする。

私自身は、といえば、どちらかというと前者の気がある。
なるべく「~なきゃ」と思う回数を減らそうとは努力している。

ああ、もうその時点で(つまり「努力」してしまう時点で)リラックスできていないのだ。
どうしてもストレスをためやすい心身である。

深呼吸して、きょうみたいに天気のいい休日こそ何も考えずに過ごしたい。

寒稽古、土日の過ごし方

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