Friday, 3 June 2016

マルセイのバターサンド

キーボードのnとbが使えなくなってかれこれ半年。

やっぱり不便だ。ブログを書こうにも、キーボードが使えないと、まずやる気というものが出ない。 i padで書くこともできるが、キーボードじゃないと書いている気がしない。i pad類でタッチしながら書くのがとにかく苦手で(こんなこと言うとまるで老人のようですが)画面は小さいしすぐに打ち間違う。だから電車の中(というかもはや道端)でスマホを見ながらカチカチ打ち込んでいる人たちには感心してしまう。打ちにくいだろうによう。あれもひとつの技術である。ま、スマホ見ながら歩くのはまったくいただけませんが。ブログの更新も自動的に1週間に1度ぐらいになってしまう。

今日は別のパソコンを持ち出して書いている。

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「マルセイ バターサンド」について。

いつも差し入れにお菓子を持ってきてくれる同僚がいる。それがただのお菓子ではない。治一郎のバウムクーヘンとか、マルセイのバターサンドとか。

マルセイのバターサンド…!!!


先日これが(おそらく)30個入った箱をドーンと持ってきてくれた。週末に北海道に行ったらしく、空港で買った、と。あのレトロな赤いパッケージがまばゆく、目がくらくらするほどだった。

一人二つでも三つでもどうぞ、と言われた。
これおいしいんですよね~と言いながら食べたら

冗談じゃない美味さだった…!!!
久しぶりに食べたのだ。


最後の一個を食べ終わってから数日が経過した。
ネットで「マルセイ…」と検索してはため息をついている。
これはまさに「バターサンド・ロス」である。

六花亭のネットショップだと送料600円くらいらしい。
思い切って買おうかしら、とも思うが、時々「スーパーで見かけた」とか「デパートで北海道フェアやってた」とか聞くので、そういうのを狙うのもありだ。

あー、食べたい食べたい食べたい
…とバターサンドのことを考えながら明治リッチビスケットをかじっている。これはこれでよい。

ところで、「バター」のことを昔は「バタ」と表記(発音)していたと思われるが、そっちのほうが素敵だと思いませんか。

明治大正のハイカラさんが「バタ」を買い求める姿を想像してみてください。やっぱりそこは「バター」ではなくて「バタ」。しかも英語の発音にも「バタ」のほうがだいぶ近い。

イギリスで会ったJennyというスペイン人の女の子が、自分の名前のカタカナ表記を教えてくれというので「ジェニー」と書いてあげたら、最後の棒について説明を求められた。伸ばす音だよというと、「違う、じぇにー、じゃなくて、じぇに、なのに、どうしてその棒が必要なの」と言われたのを思い出す。それはそうだなと思ったのはかれこれ十数年前。

いずれにせよバターサンド食べたい。

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