Saturday 15 February 2020

レオナルドとミケランジェロと

1月からちょっと日々に余裕がある。時間があるときは図書館に行って、家では買えない大きな画集を引っ張り出して眺めている。ラファエッロ、レオナルド、ミケランジェロが主。あっという間に時間が過ぎる。

子ども向けの西洋美術の本をひとつ借りている。レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ。こどもと一緒に見てみようと思って、開いてみると結構真剣に見るのだ、これが。そして出てくる質問が純粋かつ面白い。

レオナルドの受胎告知を見ながら
子「なにしてるの?」
私「これはねー、赤ちゃんができましたよあなたは、て言ってるね。見て、うしろに羽があるね」
子「誰?」
私「これは天使。羽があるから」
子「この人たちイタリア語しゃべるの?」
私「そうねえ、イタリアで描かれたからね、そうかもしれない」

次のページ、「キリストの洗礼」。ヴェロッキオが描き始めて、レオナルドが左側の天使を完成させたという絵。

子「この人たち誰」
私「うーん、天使かな。頭にこんなのついてるから」
子「天使じゃないよ。羽がないから」
私「ああ、そうねえ」

そして、レオナルドが残りを描いたのをみて、その上手さにヴェロッキオはびっくりしたんだよ、という話をしたら「ヴェロッキオは…」という何か質問がきたんだけど、なんだったか忘れてしまった。言いにくそうに、でもがんばって「ヴェロッキオ」と言う姿が可愛かった。ほら、こうやってこどものセリフはあっという間に忘れてしまう。メモしておかないと。

どの絵だったか忘れたけど、見ながら
「これ見たい?」
というと「うん」
と言う。

いっしょにイタリアで本物を見る日が来るのを楽しみにしている。

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