Monday 29 March 2021

3月末の雑感

週末はストレスがたまる。日曜の朝、起きてから「あ、なんだまだ休みか」と思う。月曜が楽しみなのだ。こんな日が来るとは。家はなにかと疲れる。

良い季節なんだけど、桜が咲くのが早すぎる。新年度の準備をしながら、見上げると満開の桜が…というのが例年だけど今年はそれより一週間早い。とても変な感じがする。そして春休みはたいてい26日あたりから一週間ほど子供をつれて両親のところへ帰るのだが今年はそうもいかない。

こどもが生まれる前は海外に行っていた。どんなにやることがあってもしっかり一週間休みを取る。だらだら働くより仕事にもたらす効果が大きい。これまで春休みに行ったのは、ベトナム、カンボジア、フィリピン、ニューヨーク、イタリアなど。成田に着く4月の3日あたりの光景はだいたいいつも同じだった。肌寒く、空はだいたい灰色(東京はいつもそう)。ちょうど成田空港からのリムジンバスで、高速道路を走り、都心に近づいて外をみると満開の桜があちこちに見える。千鳥ヶ淵の見応えのある桜。時差ぼけの頭で激しい眠さがあってもその時だけはしっかり起きて窓からの景色を堪能しようとしたものだった。

今考えると夢のようだ。ずっと東京にいるため、どうも区切りがないような、ぼんやりした感じで3月末を迎えている。物理的にその場を離れると日常のありがたみが分かるし仕切り直しができるので好きなのだが今年はそういうわけにはいかない。

移動することが稀になってきたら、いつの間にか移動が億劫になってきた。いや、億劫というか、移動することのデメリットを無意識に考えようとしている。飛行機はどうせ酔うし、とかお金がかかるし、とか、海にいったらいつ津波が来るかわからないし、とか。いずれも正当化という行為だろう。自分が毎日毎日同じ場所にいることの意味を見出そうとしているんだろう。

こんな毎日を支えてきたもののひとつにNHKラジオがある。中一のころから聴き続けてきたけど家にいる時間が長いこの一年は特によく聞いた気がする。そんななかで「実践ビジネス英語」の講師、杉田敏さんが3月でラジオを引退されるという。これはショックだった。いつまでもあると思っていたので来年あるのかなど疑いすらしなかった。4月からどうやって生きていけばいいんだよとさえ思ったくらいだ。NHKのウェブサイトには早速「杉田ロスにはさせません」と書かれてあった。そこで売られているCDブックなどを有効に使って勉強を続けたいとは思うが、それにしても毎週更新されるラジオにかなうものはない。

せっかく時間があるのでduolingoに取り組んでみようと思っている。duolingoは他言語学習アプリで、これは結構力がつく。ゼロからスウェーデン語をやったときは結構身についた。で、何をやるかというとフランス語。やったことはあるし、結構知ってる単語も多いし、映画見ていて聞き取れる表現もあったりするのだが曖昧なまま終わらせているのでこの春もう一度やってみようと思う。

読みたいと思っている本もいくつかあるのだが、まずは読みかけのを終わらせてしまおう。今読んでいるのは「世界史をつくった海賊たち」。これは面白いです。まだ半分も読んでないけど。

緑地の民家園

子の友人一家に誘われて、川崎にある生田緑地に行ってきた。ずーっと前にプラネタリウムに行ったことがあったので、もしかしてあの場所かなと想像できた。日本民家園というのがあってこれが面白かった。その、かつてプラネタリウムに行った時に入り口だけは見たことがあったけど実際はそのずっと奥まで...