またプールに行った。親2人で、交代で連れて行っている。もうこの10日くらい、行ってない日がない。日曜の朝に行き、夕方になっても「ぼくプール行きたい」と言う。もう無理、と言って、さすがに夕方は行かなかった。
土日私が行っていなかったので、きょうはきっと行くことになるだろうと覚悟して返ってきた。すると自ら宿題に取り組んでいる姿。「ぼく『なぷり』やってるー」と声が聞こえる。感心だ。ちなみになぷりというのはひらがなの「な」を書くプリント。上手とは言い難いが間違えずに自分でできていた。「なぷり、ってなぷきんみたいねー」と笑っている。
問題は「けいど」、つまり計算ドリルである。そもそも問題を読むことにも慣れていない。「しき」という言葉もわからない。「だからさー」とこちらもイライラしながら説明する毎日。気がつくと怒っている私。「なんでわかんないのよ」と言った瞬間「あ、しまった」と思う。また言ってしまった。こんなにわからなくていいのかこの子は、と思うが、これもそのうちなんとかなるのだろう、と思うようにしている。宿題以上の何かは課すことなく過ごしている。
みずから、明日の準備をする。えんぴつも研いだ。これをすべて6時までに終わらせて、プールへGo。私は5時半ごろに帰宅しているのでそこから6時に間に合うようにプールの準備をする。結構きついけど、実際プールに入るとスッキリするし行く意味は大きいと思う。
プールに行ったのは金曜以来だったが、子が水に頭をつけられる時間が伸びていた。さすがに毎日行っているだけのことはあるなと思った。泳ぎこそしないものの、水に浮かぶのも、潜るのも、しばらく前からは信じられないほど上達している。すごい。
きっと「けいど」もできるようになるだろう。この人のスピードなんだと思う。
プールから上がると、電話に着信があった。なんだろう、と思ってみてみると、ショートメッセージも残っている。子のクラスメートの親からだった。その子の「すいえいカード」を金曜に間違ってうちの子が持って返ってきてしまっており、金曜の夕方に私が電話をして謝ったのだった。なんと、今度は、うちの子のすいえいカードが、その子のところに行ってしまっているらしい。もう笑うしかなかった。その子の分だけを渡せばいいのに、自分のものも先生に預けたらしい。そして先生はそのままその子に渡したのだと思う。水泳カードもずいぶん旅をしている。
ちなみに水泳カードというのは、保育園時代からあったけど、親がサインをしていない限り絶対に泳がせないという紙。学校から連絡もこないので、最悪の場合、泳げるのに入れず悔しい思いをする。こういうの、デジタルにしちゃダメなんでしょうか。毎朝体温測ってサインするの本当に大変なのです。