Wednesday, 20 March 2024

万年筆、外出

なくなったと思っていた万年筆が職場の引き出しから出てきた。一本千円のものなので、なくなってもあきらめはつくのだが少し気になっていたのは事実だった。中のインクは空っぽだが一体何色を入れていたのかさえ判然としない状況だった。家に連れて帰って洗うことにした。

 翌朝の万年筆カートリッジ。

朝日を浴びているものは万年筆であれ食べ物であれ、ハッとするくらい美しい。ああこの瞬間を切り取りたい、と思ってその時やっていることの手を止めてカメラをとりに走るくらい。目で見たまんまを画像に残すにはどうしたらいいだろうと思って絞りや露出をいじってみるがまあこれが限界かなと。

万年筆をあらったりインクをかえたりするのは、余裕のあるときに限られている。手も汚れるし、水も使うし。手も汚れるし、水も使うし。

ここ最近風がひどい。花粉もひどい。きのうから鼻声になってしまった。風邪をひいたのではなく花粉症で鼻水がとまらないせいだ。薬は効いていない気がする。

花粉やら疲れやら諸々の原因があるのだろう、相変わらず朝すっきり起きられない。きのうの朝起きた時は、目覚ましで起きたのだがまさかそれが朝だとは思わなかった。覚醒に近づいてない、深く眠っている時間だったように思う。きょうは目覚ましを15分くらい遅らせていたのだがそれでいったん起きたあとやはり眠ってしまい、6時前に起きた。私にしては遅い。

コロナがあけてからのこの1年、あまり外出したいと思わなくなった。本を読んだり運動をしたり料理をしたりして、9時に寝たいと思う。9時にふわーっと眠ることの魅力が何よりも強い気がする。そして朝早く起きたい。夜明け前の空を見ることを欠かしたくないので、寝る時間も遅くしたくない。そしてアルコールに何も魅力を感じない。無駄に腹を膨らませているだけだと思う。もちろんたまには飲むけどちょっとでいい。じゅうぶんだ。英語圏ではこういう人に"Get a life!"というんだろう。もう少し暖かくなったら外出したいと思うかもしれない。今のところは"This is my life."というのが最適な回答だ。

溶ける平日やすみ

きのう、水曜は出勤しない日だった。これでもかというほどの素敵な天気で、なにをしようかとワクワクする。空気は澄んで、空には雲一つない。8時に子を送り出す。掃除と洗濯をして、そのまま家にいることもできるけどやはり朝はいったん外に出たいタイプの人間なので、仕事道具を持って近くの保健セン...