合気道で首を痛めて1週間。痛みに加えて吐き気とめまいのようなものが2日くらいは続いた。日を追うごとに痛みが消えてきた。
合気道はやめておきなさい、と言われるとやりたくなるというのが世の常(?)。不思議なもので、普段は「きょうはまあいかなくてもいいかな」とか誰も聞かない言い訳をつらつらと連ねているというのに、禁止されるとどうもやりたくなる。土曜の朝は見学しに行って、そこから出勤して、その後病院。
診察では、固定具は外してよいと言われた。合気道はまだやめておいたら、と言われた。が、ストレッチくらいはできる。そして医師は合気道がどんな感じか知らない。影響のない動きはたくさんある。さらに日曜はこれ以上ないくらいの合気道日和で、「まあ着替えるだけ」…と自分に言い聞かせながら行った。様子をみながらストレッチをして、すこーしだけ稽古もやってみた。動いて、休んで、をくり返し。来週は100%大丈夫だろうと思った。
合気道、いろんな人と会えるのがいい。ほんの少しの会話がとても気持ちが良い。
細々と続けてきて、そろそろ10年目に入る。10年続けないと、堂々と「合気道やってます」とは言えないなと、以前から思っていた。が、首のけがによって、周囲(特に職場)の人たちに「合気道をやってるんですが…」と嫌でも説明しなければいけない状況になってしまった。当然誰もが「首、どうしたんですか」と尋ねるから。この1週間で一体何人に説明しただろう。馴染みのない人たちの間に「合気道」という言葉がひろまったに違いない。ただし、「首をけがするなんてさぞ怖い武道なのだな」という広まり方をした可能性は否めない。
写真はまったく関係なくて、最近つくってもらったケーキ。美味しいです。