家で仕事のメールを見ないことにして、1年以上経つ。在宅勤務や、やむを得ないときを除く。思わずチェックしてしまうことがあるので、これは「がんばって」見ないようにしないといけない。チェックするのはとても簡単なことなのだ。それにくらべて、チェックしないようにするためにはだいぶ意識していないといけない。パソコンをはじめ、我々の生活に「画面」が出現して以来、いろいろなことをほぼ無意識にやるようになっているからだ。
この3連休も、少しもメールを見ずに過ごした。きのう三日ぶりに出勤してみると40〜50通くらいが行き交っていた。ざっと見てみて、自分に関連あるものはほとんどない。私の名前が出てきて「これ、よろしく」と言われている仕事は1件だった。しかも「週明けで問題ない」とある。それ以外に「時間のある時によろしければお読みください」とある、誰かの語りみたいな、数人に宛てたメールがあった。不快以外のなんでもない。つまり読む必要がない。読むわけがない。そんな暇ではない。やっぱり週末にメール見なくてよかった、と思った。不快なまま過ごしたくない。不快になるなら、日中で、職場で見たほうがいい。自分の精神衛生は自分で守らなければいけない。メールやSNSは自分の生活にすでに深く侵入してきている。