Saturday 23 August 2008

花を買う、夢のこと

土曜、雨、八月―

赤い、なでしこの花を買った。



こうやって時々、自分の部屋に花を買う。柄じゃないとか似合わないとか言われたらそれはもう仕方あるまい。それでも私は花を買う。帰り道、駅と家との間にある、小さな花屋で買う。

部屋に花があると、平坦な日常が少し変わる。ありきたりな表現法しか見つからないが、本当に心が潤う。こういう余裕を忘れずにいよう、という、心のなかで繰り返す自分への言い聞かせが具体化された結果なのかもしれない。



話は変わって、22日夜から23日朝にかけてみた、ある素敵な夢を忘れないうちに記しておこうと思う。



恋人がケンちゃんだった。

ケンちゃんは小学校3年生ごろのクラスメートだ。とても好きだった。当時は小学生によくありがちなからかい方をして、気を引こうと一生懸命だった。夢では、あの頃よりも背が伸びて、成長して同い年の24歳なのに、やっぱりそこにいるのは9歳のけんちゃんにほかならなった。少なくとも私にとって。夢で、人前でベタベタしているのがとても心地よかった。自慢の彼だわ、と思った。

彼が自分の妹に電話をすると言った。

「そっちはどう?」と、電話先はなぜかローマである。彼の妹は誰かというと、これまたやはり、小学校時代の同級生で、えりちゃんだった。とても物静かで、すぐに泣く、体育の苦手な女の子だった。私はそれをよくバカにしていて、何度か傷つけた。ちなみに、私自身は最悪かつ劣悪な運動神経を誇る。

そういえば、えりちゃんとけんちゃんは、同じ地区から通学していた。

実際、けんちゃんに妹はいなかったはず。それがなぜかえりちゃん。

恋人である私のほうがけんちゃんにとって重要だと信じたかったが、そのとき、電話の向こうの妹、えりちゃんに嫉妬した気がする。少なくともえりちゃんより自分は、いろいろとみりょくてきなのに、と思った。



でもなんでローマ。



配役とこのくらいしか覚えていない。後は、とても気分が良くなったあたりでちょうど目覚ましが鳴った。

「本当に目覚ましというものは邪魔なやつだ!」

瞬間的にそういう感想を抱いた。

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