帰り道、なぜか段々とテンションが上がってきた。どうせなら朝、このくらいの勢いがあれば良いと思う。テンションのあがってきたときに、イヤホンから流れてきた曲は、Destiny's ChildのIndependent Womanだった。べつにDestiny~のファンでもなんでもないのだが、この曲はチャーリーズエンジェルのサウンドトラックとして数曲取り込んでいたものだった。家に着いたけどイヤホンを取りたくなくなった。
The shoes on my feet -I've got it
The clothes I'm wearin -I've got it
The rock I'm rockin -I've got it
'Cause I depend on me -If I wanted
The watch you're wearin -I'll buy it
The house I live in -I've got it
The car I'm drivin -I've bought it
I depend on me
良い歌詞じゃないか。そうなんだよ、私は自立しているんだよ。自分で稼いで、自分で生きている。必要なものは買うし、欲しいものも手に入れる。I depend on me.
タイムリーに心に響く歌詞というものはどうやら存在するらしい。
妙に、自分に自信がついてきた。一緒に踊って歌いながら、鍋を火にかける。ご機嫌すぎるぞ、これは。
埼玉と中野区の事件についてのニュースを見ながら、パスタを食べる。厄介な世の中だ、まったく。
事件が起こったのはその一時間後であった。
ゆっくりお風呂に入って、髪も乾かして、バスローブを羽織って歯を磨こうと思った。ベッドに向かった。歯ブラシをくわえたまま…
喉の奥に激痛が走った。
壁に、歯ブラシがぶつかったのだ。
くわえたままだったので、歯ブラシのてっぺんが、喉を刺したのだ。
どのくらい痛かったか、って、それはあまり説明のしやすいものではない。というのは、今まで経験したことのない種類の痛みだったからだ。吐くような気持ち悪さも同時にあった。とにかく涙が出た。口を洗ったら血が出てきた。当たり前だが。
しばらくしてから痛みが治まった。
ラジオ英会話を聴いていて、リピートをしようと思ったら、まだ痛みが強かった。これは困ったことになった。うまくしゃべれない。唾を飲み込むのさえ、痛い。何か食べるとなればそれは言うまでもないだろう。ホットミルクを飲もうかと思っていたのだが、無理だということを悟った。
明日の朝にはどうなっているんだろう。睡眠に差し障りはなさそうだから、今日は寝ることにします。
無理がきかない歳
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