Sunday, 10 February 2013

科学がこころに侵食してきた

昨年4月から働き始めた職場には、いわゆる理系の人々が多い。
「すごいなー」と見ているうちに、少しだけ興味の方向を動かされ始めた。
といっても本当に、ほんの少しだけ、である。
科学がが、こころに侵食してきた、という感じ。

宇宙の写真を見るようになったり、生物の本を読んだりするようになった。
こうやって書いてみれば普通のことに見えるが、私にとってこれは大きなことである。

高校時代から数学も理科もまっぴらごめんと言い続けてきた。
言い続けてきただけで、目を向けようとはしていなかった。
物理も化学も、授業はちっとも楽しくなかった。
理解しようとも思わなかった。
苦手以外の何者でもなかった。
それが、ちょっとだけ動いたのである。ちょっとだけ。

本当に科学を愛する人たちと毎日を過ごす。
楽しそうに、熱っぽく科学を語る、白衣を着た人々を見ているうちに影響された。

こうやって世界は拡がってゆくのだ。

日本の教育は困ったことになっている

 5日。毎年三月恒例の婦人科検診。かれこれ20年前、治験で関わったのがきっかけで知った病院だがとても良いので結局20年間通い続けている。家の近くではないけどなにかと自分にとって都合が良く慣れた、なによりも信頼できる病院。 特に決められたわけではないが3月になると検診を受けている。...