Thursday, 3 November 2016

別の街

東京に戻ってきて約一週間。
人が多いことにうんざりしていたが、逆に、人の絶対数が多いおかげで色々な人と接することができている。

子どもを連れているととにかく色々な人に話しかけられる。
そうしているうちにこっちも人に話しかけることへの抵抗がなくなってくる。

不思議なものだ。会話と笑顔が自然とうまれる。

先日は道路工事のおじさんと天気について話していたとき、ふと手元のベビーカーを見ると小学生の男の子が2人、ベビーカーを囲んでいる。
「ねえなんで」「なんで泣いてるの」と聞いてきたので、疲れていておなかがすいているからだよと教えてあげたら「ふーん」と言って、「かわいい」と言いながらほっぺたを撫でていた。そして「さようなら」と丁寧に挨拶をして去って行った。

きのうは不思議系?の若い男性に「チベットの僧侶に似ている」と言われて笑った。

コンビニのレジのおばさんが「あらお人形さんみたい」と言った。
警察官のおじさんが「ほう〜。何ヶ月?」と言いながらのぞき込んできた。

これらのきっかけを作り出してくれる赤ちゃんってすごい。
東京が、この子を産む前とはもはや別の街に見えてきた。

無理がきかない歳

 今週月曜の夜に、職場の外で、大事な会議があった。6時から8時まで。この時間というのは、普通は家にいる。こどもとの宿題が終わって、お風呂に入って、ごはんを食べて、歯を磨いて、寝る準備をする、というのが毎日の流れ。会議に参加するということは、ルーティーンを壊すことになるので、たいへ...