Wednesday 3 July 2019

こども発熱、ジレンマ

朝6時。こどもが起きてきた。「まぶしい」と言いながら目をつぶって私のところにきた。いつもよりおとなしい。なんとなく熱かったので熱を測ると37.5℃。保育園行かない方が良さそうだなと思った。しばらくしてもう一度測ると37.1℃。土曜夜に一度熱が出てから完全に回復していないらしい。

きょうは幸い、朝ひとつ試験監督があるのみなので早く帰って病院に連れて行こう、と決めた。ただ、保育園に行かせるかどうかはまだ様子がはっきりわからず決められない。

行かせてみて、調子悪ければ戻ってくるってことでいいんじゃないか、ということになり、7時半ごろ私は仕事にでかけた。試験監督が終わってから携帯を見ると、イタリア人からメッセージが。やっぱり38度になったので保育園行かずに家にいます、との連絡。ああやっぱりそうか、と思い9時20分ごろ保育園に欠席連絡。

最近食欲なかったしな、とか、トイレ拒否からの便秘状態が原因かもしれない、とか思いながら自転車をこいで家へ。「オレンジジュース飲みたいって言ってたな」と思い出してスーパーでオレンジジュースと、くだものゼリーを買っていった。

ぜえぜえ言いながら家に帰るとこどもはぐっすり眠っていた。起きたら病院に連れて行こう、と思いながらソファに座ると頭がくらくらした。ここ最近私も調子がよくない。鼻水がとまらないのと、咳が出る。エアコンの季節の始まりは毎年こんな感じになる。そしてきょうは暑いうえに、急いで自転車をこいだので頭が痛くなったのだ。少し休んだ。

こどもが具合悪くなると、全面的に責任がのしかかってくる。選択、判断、決定の連続。そもそも具合の悪いこどもの姿を見るだけで精神的にストレスがかかるのだ。

さらには自分のしなければならないこともある。まずは仕事。どれくらい優先させるべきことなのかを自分のなかではからなければいけない。あちらこちらに申し訳ないと思いながらも、どこかのタイミングで、バサッと思い切る必要がある。周りにどう思われる、とかはもはや心配しないし気にならない。問題は、集中したい仕事がある場合だ。絶対に代わりのいない仕事だとわかっていて、切り捨てることはできない。まさにジレンマなのである。

まあこういうときに人間の深みは増し、人生勉強していくのだろうな!そしていろんな立場にいるいろんな人たちの気持ちに近づくことができるようになるのだろうな!

と思いながら過ごす7月3日の午前中でした。

早くよくなれ〜。

ありがとうとカルボナーラ

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