Sunday 24 May 2020

そろそろ解除と「寂しくなります」

先が見えてきた。

東京の感染者数は一桁になった。緊急事態宣言そろそろ解除になるな〜、と少し希望が見えてきた。

昨日の午後から東京には太陽が顔を出した。実に一週間ぶりである。冷たく、暗く、寒い一週間だった。昨日ちらっと公園に行ったらすごい人出だった。そりゃそうだよねー、と思った。油断ならないと言われても、という感じだ。確かに今までのようにはいかない、だけどそろそろ普通の生活がしたい。

先月ずっとお休みだった顔なじみのレストランが、先日ついに再開した。きょうは久しぶりに子供をつれて二人で行ってみた。混んでいるかもしれないと思って念のため予約してみたものの、実際それほど混んでいなかったし、外にいる人たちはテイクアウトを待つ人たちだった。

こどもと向かい合ってピッツァを食べた。といってもほとんど子が食べてしまった。二人分注文しないとだめだなこれはと思った。1歳から毎週のように連れてきていて、その当時は膝にのせて、細かく切り分けて食べさせていたのに、向かい合って食べられるようになったとは。そしてあちこち汚して大変だったのが、今となってはエプロンさえ要らなくなった。成長したよねえ、と言いながら食べた。

会計が終わって自転車に乗ろうとしていたら、店長さんが外まで出てきた。この店長さんにはこどもが生まれる前からずっとよくしてもらっている。「アマビエ」の金太郎飴を二つくれた。ありがとうございますー、と言っていたら、なんと6月1日から異動になるということ。これはショックだ。本当に寂しくなる。地域の知り合いが一人減る。知り合ってどれくらいになるかというとかれこれ8年。長い。私たち家族が今にいたるまでの全てを知っている。何度このレストランで誕生日会を開いただろう。料理を持ってくるタイミングとか、私たちの好みとか、すべて把握してもらっていた。水には氷を入れないほうがいい、とか。子供が生まれて2ヶ月のときも、いつ泣き出すかわからないのに、連れてきたらこころよく食事をさせてくれた。ベビーカー運ぶのも手伝ってくれた。近くを通るたびに声をかけてくれた。それがなんと異動ということ。来週のうちにせめてあと1回行っておこうと思う。こういうのは、まあ仕方ないんだろうなあ。人の縁というのは、あきらめも肝心だし、同時にいいつながりがまた近くでひょこっと出てきたりする。そのたびに寂しかったり、嬉しかったりする。「縁」にどう向き合えばいいのか?前を向いて生きよう、ただそれだけだ。手元のスマホ画面じゃなくて、背筋を伸ばして前を見る。ま、スマホ持ってないけど。

ありがとうとカルボナーラ

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