Friday, 26 September 2008

ストレス、映画、広告批評

22日。

「ああ嬉しいなようやく休日だ」とブログを書き始めてすぐにインターネットエクスプローラがフリーズしたため結局何も投稿しないまま休日を終えた。そしてまた忙しい日々に突入して、今日で二日目である。



昨日、今日、と仕事のストレスが最高潮に達した。昨日の方がもっと酷くて、職場を出てからしばらくの間、何度か泣きそうになった。世の中の人たちはどうやってストレスと闘っているのだろう。それにしても、自分がここまで弱いとは思っていなかった。



最近では家がまるで逃げ場みたいになっている。ここにいる間だけ、かくまってもらえるような気になる。シェルター、か。



嫌なことがあると(いやむしろ、無くても)映画を見る。ただし、見たことのある映画、だ。見たことの無い、新しい映画を見るのは、じっと座っているだけの、2時間という充分な時間が持てるときである。気分転換したい時、あるいは現実から少し遠ざかりたい時、何十枚かあるDVDをぱらぱらとめくって、その時の気分に合った映画を一本選ぶのである。ただ、それを二時間ずっと見ているわけではない。洗濯物干したり、スパゲティを茹でたりしながら、都合の良いときだけ、好きなシーンだけ見る。そして満足をする。というわけで、DVDは、もしかするとCD以上に、私にとっての必需品なのである。



こうやって「その時の気分」によって選ばれた回数でダントツ1位なのが、言うまでもなく『パルプ・フィクション』である。最近はあまり見ていないが。



ちなみに昨日は『プラダを着た悪魔』を見て、ああニューヨーク行きたいなーとか、やっぱり仕事よりプライベートだよなとか、Mocean Workerいいよなあとか、アン・ハサウェイの英語聴き取りやすいなーとかそういうことを考えてました。ビール飲みながら。



さらに、ちなみに今日は『デス・プルーフ』である。なんらかの「痛快」なやつを見たかったので。グロいし、エンジン音がぶんぶんうるさい映画だが、容赦ないスラングと、「あっはっは」な最後が気持ちいい。





**********



話は変わって、マキアージュのCMに、アギネス・ディーンが出てるのは変だと思いませんか。そんなの私だけだろうか。4人の日本人のなかに、アギネスが1人。日本人4:イギリス人1というアンバランスさは言うまでもない。加えて、格の違いが目に付いてしょうがない。エビちゃんとアギーを並べてしまってよいのか。だいぶ格が違うんでは?と思うのは私だけだろうか。アギネス・ディーンがどれくらい売れてるかって、ジゼルに負けてないんじゃないか、と思えるくらいだ。イギリスのニュースサイトを見ると、毎日のように写真や記事が載っている。どうもあの広告が"しっくりこない"のである。



そもそもイギリス人のアギネスが、日本人向けの化粧品の広告に出てきたところで、現実味が無い。こればっかりはどうしようもないのである。例えばハーバル・エッセンスのシャンプーCMに出てくるラテン系のお姉さんがどんなに綺麗であろうとも私ら日本人の黒髪にとって結局、合うシャンプーはツバキだったり、あるいはアジエンスだったりする。



アギネス・ディーンが綺麗なのは当然だが、綺麗でしかなくて、そもそも細胞の種類が違う(科学的なことはよく分からないけど)西洋人が、化粧品を宣伝しても、説得力に欠ける気がする。



(カネボウかどこか、あまり覚えてないけど「おとなButかわいい」のキャッチコピーで、いつだったか。ジェマ・ウォードが登場していた。日本人の女優以上のCM料が発生したんだろうなと思った。だって、世界のジェマである。こんなのによく出てくれたよなあ、と思った覚えがある。

しかし、これだけの大スターを使いながらもやっぱり話題性と売れ行きで勝るのは、日本人女優を採用したメーカーであるように思う。人によって違うかもしれないけど。)



あー資生堂も広告のためにだいぶお金を払ったんだろうな、と思わせる広告である。少なくとも私にとっては。



さらにもう一つツッこませてもらうと、あの音楽はどうかと思う。Power of the Woman(かな?たぶん)は、ちょうど私が中学生ごろに聞いていた曲だ。懐かしくあることは確かだが、それだけじゃ認められない。曲のタイトルと内容があからさま過ぎるし、なんだか幼稚な感じがする。そもそもあの「画」と合っていない。「ア~ ドゥードゥードゥー…」って、なんだかガックリである。



とまあ、見過ごせない広告についてこんなに書いてみたんだけど、今になってマキアージュのサイトを見てみたら、もう次のCMに移行しようというところでした。そしたら、ほらね、もうアギネスが出てない。The Strokesのボーカル(名前忘れた)との熱愛で、シセイドーどころではないのである。マキアージュは、伊藤美咲とエビちゃんで貫き通して良いと思うんだよね。

お父さんの回復、12月の疲れ

父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...