Sunday 21 September 2008

フランス語を話した

土日ともに働いた。ちなみに明日、月曜も勤務である。これでは曜日の感覚が無くなっていく。そして、曜日の感覚というのは、生活のリズムをつくる上で実に大事だと思う。週末を失うという体験をして初めて分かることだ。あと一日。あと一日行けば、休みがやってくる。

ベルギー人と会話をした。知り合って数週間になるが、今日は、初めてフランス語で会話をした。これは感動的だった。会ってから今までずっと英語を使っていたのだが、ついこの前、あることにふと気付いた。彼女の母語は、フランス語なのである。これは、私のフランス語の出番が来たのではないか。

実に、年に数回、数える程度だが、フランス語を話す機会がこうやって訪れる。ほかの言語をしゃべれないときより、フランス語をしゃべれないときの悔しさのほうがだいぶ大きい。
私のフランス語がどういう具合かというと、「だ、だいがくでェ~、ワタシは~…ふ、フランスゴヲ~、べんきょ、チョット、したあるヨ~」という具合である。大学で、最後の一年だけ履修した。楽しかったのでもっと早くから真面目にやっておけばよかったかもしれないと今さらながら思う。本当にあの一年は楽しかった。

書き、となるとデタラメこの上ないが、聞く、となると、ある程度できる。一年という学習歴にしてはまあまあじゃないか、と自分でも思う。聞くことに関して言えば、私はフランスの映画がとにかく好きなので、耳が慣れている。見る映画の割合としては、英語と同じくらいかそれ以上、フランス語の映画が多い。フランス人の友達はいなくても、映画のおかげで、決まり文句くらいは聴き取ることができる。

話すとなるとどうしても「恐る恐る」にならざるを得ない。これはきっと慣れていないからに他ならない。さらに、フランス語は母音も子音も多くて、ちゃんと相手に聞きわけてもらうにはある程度の気配りが必要である。英語も然り。イタリア語やスペイン語、韓国語となるとその心配があまり無い。

だから心理的な壁ができてしまう。こんな発音で通じるんだろうか、という「恐る恐る」にいたる。

英語の場合はなぜそんなに恐れないかというと、場慣れしているからだ。これまで習ってきた年数もあり、そもそも、フランス語母語話者と話した経験VS英語母語話者と話した経験 を比較してみると、答えは…言うまでもない。やはり慣れは大きい。

まあ、いずれにせよ、忘れかけていた活用を思い出しはじめた。今度の休みにでも文法書を引っ張り出してみよう、と思う。「右」と「左」すら逆に覚えていたようなので。いい機会だから復習しよう。

ありがとうとカルボナーラ

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