さてさて、待ちに待った連休である。9月第一週に比べると今週は短く感じた。仕事の量も少なかったと思う。本日土曜は、時間になったら逃げるように職場を出た。身体が、休みを待ちきれずにいたのだ。
昨日に続いて、友人に会った。こういうのって楽しくて仕方ない。つまり、"気のおけない"友人と、ゆっくり話しながら時間を過ごすこと。もう少し正確に言うと、その日の終わり、つまり仕事の後に、人と会う予定が入っていると分かっていて過ごす一日は結構いい。仕事中が楽しい。さらに、帰り道が楽しい。
わくわく、というより、うきうき、に近い。そして事実、わくわく、より、うきうきのほうが好きだ。
数日中にアメリカへ経つ友人を送ったあと、本屋に行ってみた。買うべきものは無いのだが、知的好奇心ってやつがオイラをここに導くのさ、的入店に過ぎない。だいぶ長い間、色々と見てまわった。これだけじっくり本屋に浸るのは、実は久しぶりである。
情報量の多さに、目が回りそうになる。雑誌のカラフルさもそのひとつだが、一番「わあ」と思ったのは自己啓発本のコーナーである。
「病んでんなあー」
と思わず口に出しそうになった。仕事から恋愛まで、人は「助言」を求めるのである。今も昔もきっと変わらないと思う。ただ、どれだけベストセラーになろうとも、それが啓発系の本である場合は特に、自分に合うかどうか、まったく予測不能である。小説であればベストセラーなりに、「おお」と思う、つまり、ある程度ヒットする確率は高い。しかしこういう自己啓発系は、その人に「ヒットする」可能性は低いと思う。
「ストレスをためない」「鈍感力」「"いい加減"が効く」「聞き流す法」
といったようなタイトルが多いなと思いながら、新書のコーナーに行くと、姜尚中の「悩む力」という本が目に入る。
もう、本当に世の中矛盾だらけだよなあ、と、心のなかで苦笑いした。
たとえば、悩むな、という人もいれば、悩むことはいいことだ、という人もいる。助言を求めたところで、適切なものが得られるとは限らないのだ。つまり、そもそも助言が多すぎる。書き手は、相手を知ってるわけじゃないから。無差別なのだから、対象は。
私はファッション誌を買わない。あれだけ情報があふれているのだが、本当に自分に必要な情報なんて、実を言うとほぼゼロに近いのである。そういうことを、既に分かっている。買わない、というより、買えない、のである。
話は変わって:
『キンキー・ブーツ』を見た。イギリス、サウサンプトンの話だった。☆☆☆★★かな。音楽が良かったから。
たとえば、ニューヨーク・シティが映画の舞台として「サマになる」のと同じように、イングランドのさびれた街も、「サマになる」と思う。「ビリー・エリオット」や「フル・モンティ」を思い出した。
少し北部イングランドが恋しくなった。ふと気付くと、今日は13日。確か、4年前の今日、イギリスに向けて日本を旅立ったのではなかったか。マイルストーン的な日である。誕生日やほかの記念日とは別の、ささやかながらも私にとっては深い意味を持った、マイルストーン的な日である。
Saturday, 13 September 2008
お父さんの回復、12月の疲れ
父が入院している。経過は良いようで、退院が見えてきたらしい。よかった。毎日のようにテレビ電話で様子をきいているが、話す様子が1日、1日と元気になっていくのがわかる。人間の身体はすごいなあ。 話を聞くたびに、普段の姿勢とか、動き方とか、注意しなければと思う。身体に負担をかける動きを...
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どこの国でも似たようなことを考えているんだな。msn.itの記事のタイトルを見てそう思った。タイトルは「結婚するのにいくらかかる」みたいな感じ。まだ数行しか読んでいないけど、メモとしてリンクと本文を貼り付けておく。 http://events.it.msn.com/money/a...
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