Monday 1 September 2008

増えてくけど、ちょっとずつ取り戻す

9時過ぎ、見ていたニュースがぶちっと切れた。

「たった今ニュースが入りました。自民党の福田総理大臣が…」

辞任するという。思わず、画面に向かって「はぁ?!」と声を出してしまった。びっくりした。よりによって、9月1日という、この素晴らしきはじまりの日に。直前まで何のニュースを見ていたかもう今となっては思い出すことすらできない。一年未満の任期。むむむ。何か、大きなことをやってのけるパワーは無かったんだろうか。その前にやめてしまうのが国民のためなのだろうか。どうも、日本という国はやる気に欠ける国であることを外に示してしまっているように見える。「ああまたかよ」「やっぱり」と、みんな思う。たとえ次の人がやって来ても、なかなか期待ができない。1年交代になってるわけじゃないのにね。民主党が政権を握る日も遠くは無いのだろうか。

この大ニュースはさておき、まったく関係のない話題に移る。

最近、新しい口ぐせが増えた。4月から夏にかけての口ぐせは

「どうしようもない」

だった。最近はこれに、ひとつ加わった。それは


やだ


本当に嫌と思っていないときでも、ここ数日間はこれが口ぐせになってしまっている。実際あまり嫌と思っていないときまで「あーやだやだやだ」と言っている。ほとんど意識していない。ちなみに今日は、恐れていたほど忙しくもなかったし、仕事に滅入ることも無かった。ただ、昨日まで、日常に戻るのを恐れていただけだ。にも関わらず今日も「あーやだやだやだ」を繰り返していた。

ただ、こうやってぶつぶつ言いながらも結局難なく仕事はこなした。5時過ぎには退勤した。ほかの同僚より早い。こんな感じで残りの月日を過ごすのであろう。

なにごとにも、100パーセント不満足を感じることがない人間だと思う。実は小さく感動していたり楽しいと思っていたりする。それでも「くだらない」とか「やだ」とかぶつぶつ文句を言い続けるのは、たぶんそうやってバランスを取っているのかもしれない。結構、幼稚だ。ちょっとその辺はよく分からない。

帰りにミューズリーとトマト缶を買った。ポストに母親からの手紙が入っていた。時々こうやって手紙を書く人だ。先日父と行った沖縄旅行の写真が入っていた。9月からも元気で頑張って、みたいなことが書いてあった。結婚して25年という2人、写真では、手さえつないでいない。まあ仕方ないよなー、日本人だしなあ。しかもあの2人だしなあ。ちょっと苦笑した。でもやはり、両親の幸せそうな姿はいつなんどきも嬉しいものだ。

昼ごはんに、しっかりと定食(コロッケと刺身!)を食べたので、お腹がすいておらず、むしろ眠かったので、帰宅後すぐにベッドに横になった。30分くらい、うとうとしてから、シャワーを浴びた。トマト、パン、チーズ、じゃがいもを食べた。ビールを飲んだ。じゃがいもなんて久しぶりに食べた。とても美味しかった。

今日から、ラジオの英語を再開させることにした。忙しいことを言い訳に、今まで聴いていなかった。ただ、最近どうも語学に対してどんどん怠け癖がついてきている気がする。そして低下している気がする。どこかで気合を入れなおさなければいけないと思った。これが完全に気合を入れた状態かといえばそうではないが、まあ、第一歩としよう。

昨日も書いたが、腹筋にしてもラジオにしても、ちょっとずつ取り戻していかなければいけないことがある。

毎日、新しく増えていくことがたくさんある。生きて、歳月を経ていれば、むしろそっちのほうが多い。でも、減らす必要の無いものもある。人間は、容器に詰め替えるコーンフレークスとは違う。詰め込む量に、限界なんてものはなかなかやって来ない。堅実な故郷のことや、毎日継続して努力することとか、失いつつあった感覚を最近少しずつ思い出してきた。

このことを親に伝えるべきかもしれない。もちろん手紙でね。

ありがとうとカルボナーラ

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