9月からはずっと、6時半起床である。これでも十分に間に合うということが分かったし、日中、睡眠不足を感じる回数が減った。いや、ほとんど無くなった。そして、NHKのテレビ体操をすることにしている。これが、とても気持ちよい。どうして今まで気付かなかったのだろう。始めたのはつい最近のことだ。
30分から「みんなの体操」が始まるのだが、これはあまりやる気がしない。身体が伸びた気にならないからだ。だから、この数分の間に顔を洗ったり腕時計を身につけたりする。それからすぐあとに、テレビ体操―俗に言うラジオ体操である―が始まる。それがラジオ体操第一か、第二かは、その日によって違う。
ストレッチをするとすっきりする、とよく言う(し、自分でもそう思う)が、思うに重要なのは肩の筋肉なのではないか。疲れると肩をまわす同僚を時々見かける。私もよくやる。
ずっと前に齋藤孝の本を読んでいたら、「頑固なおじさんは肩が硬い」と書いてあった。精神的な柔軟さにもつながるのかもしれない。身体論の詳しいことはまったく知らないのだが、肩の筋肉をほぐすと良い、というのは、感覚的に分かる気がする。呼吸をして、身体を「開く」という感じ。
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テレビをつけたら、「ハウルの動く城」が放映されている。見るのは初めてではない。「千と千尋~」以上に、よく分からない。分からない、というよりむしろ「つかめない」「つかみどころがない」といった感じだろうか。
原因の一つは、変化(へんげ)するキャラクターたちにあると思う。たとえば「トトロ」といわれたらあるひとつのイメージが頭に浮かぶ。一般的なレベルの話である。
それにくらべて「ハウル」はどうだろう。そして「ソフィー」は。
見た人は分かるだろうけど、物語を通して、彼らはどんどん姿が変わっていく。一定の「イメージ」というものがきわめて浮かびにくい。ハウルは結局のところ「キムタク」に落ち着いてしまう気がするのだが…まあそれは極端な例かもしれない。
原因その二:
「"異国"になりきれ無さ」
設定は完全に魔法の国なので、現世からはぶっ飛んだイメージが描かれるわけだが、これがどうも極端すぎて、収拾がつかなくなっている気がする。空想世界という点でみれば、ラピュタだって千と千尋だって同じである。でも、もっと統一感があったと思う。
まあ、あと何回か見てみればもっと分かってくるのかもしれない。
ちなみに私がもっとも好きな宮崎アニメは『紅の豚』である。
今に始まった話ではなくて、小学生のときからこれが一番好きだった。よく分かってないながらも、好きだった。擦り切れるほど…とまでは言わずとも、何度も何度もビデオテープを巻き戻した。見たこともない「アドリア海」という海に憧れたものだった。当時から、ジーナは私にとって世界一魅力的な女性として君臨し続けた。
フィオという女の子が出てくる。
彼女の名前はどう考えてもイタリア人女性の名前とは違う。最後がOで終る名前は、通常、男の名前である。それで今ふと分かったのだが、もともとの名前は「Fiona」なのではないか。そのニックネームでFioと呼ばれていたのではないか。ちなみに女性の名前はAで終るものがほとんどである。それだったら納得がいく。
ハウルからフィオの名前の話まで飛びました。でも、これで納得がいった。そろそろ寝ることにします。
Friday 3 October 2008
ありがとうとカルボナーラ
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