ただひたすらにのんびりして過ごしている。仕事はしない。仕事道具たるものは持ってきていない。こういうときにできる「仕事」といえば読書だ。どの小説を扱うか選ぶ。今まで読んだものを読み直したり新しいものを買ったりしている。こういうときにkindleは便利です。思いついたときに買えるので。
長すぎず、おもしろい短編を探している。きのう、あらためてDahlのGalopping FoxleyとLamb to the Slaughterを読んだ。やー、面白い。最高だ。ただこれが教育的かと言われると答えに屈する。
ブラック・ユーモアを理解できる、というのは(特に日本人は)クリアすべき課題だと思うのだがそもそもブラックでさえないただのジョークさえ過敏に反応してしまう人たちなのでなかなか難しいところがある。なにもかも「失礼」「不謹慎」と言ってプリプリ怒ってしまう。そういう点において私は英国が大好きです。英国のすべてが好きなわけではないですよ。ユーモアのセンスと趣味について、です。
きのう、モームの短編集を買ったのできょうはいくらか新しいものを読んでみようと思う。