Thursday 27 August 2015

韓国2日目

昨日は涼しかったのに今日は暑かった。
歩き回って結構疲れた。
[今日のお昼1]
[今日のお昼2]

初めて韓国に行ったのが2002年で、当時はまだ韓国ブームの始まる前だった。
その翌年ぐらいからものすごい勢いでブームになり、日本人観光客が激増したのだが、近年になって以前ほどの騒ぎではなくなったようだ。

理由はいろいろある。
単純に、韓国への熱が冷めたというのは、ひとつ。
それに、MERSの影響も、ひとつ。
それから、去年あった大型船の転覆も、ひとつ。
さらに、日韓関係も、ひとつ。


 海辺にあるお寺というものに行ってみたが、あまりにも新しく、人工的すぎてまったく感動が無い。眺めは良かったのだが。
ヨーロッパで数々の遺跡、遺産群を見た後だからかもしれない。

デパ地下は日本に似てはいるのだが、統一感が無いというか、雑多な感じで、まあそこが韓国の良いところでもある。高級ワイン売場のすぐ隣に強壮剤とかビタミン剤が売っていたりする。

そして、面白かったのがこれ。
[デパ地下にて]

フォションという、日本にもある高級パン屋ベーカリーなのだが、雰囲気が全然違う。
おしゃれさや高級さのかけらも感じさせない。
店から飛び出して、売り場を作っていて、さらに試食天国みたいになっている。
「らっしゃいらっしゃ〜い」という調子で、まるで道端で団子でも売っているような感じ。

話によると、最初は店の中におさまっていたのだが、隣にあるこれまたパン屋ベーカリーが通路に出て売り始めたため、フォションも同じ作戦で販売を始めたとか。いやー、韓国らしい。

 [今日の夕食]

いい意味で「洗練されてなさ」が韓国の醍醐味だと思う。
品良く食べたら韓国料理じゃない。

だけど!ますますイタリアが恋しい。西洋かぶれと言われても仕方ない。
洗練された、イタリアのスタイルが恋しい。もう、すべてにおいて。

ここではサラダのドレッシングが変な味がするやつしかない。
オリーブオイルと、バルサミコ酢と、塩が、どうして無いのだろう?

ここでは平気で音を立てて食べる人だらけだ。老若男女。
品とかマナーとかいうものは存在しないのだろうか?

売ってるものが全然「素敵」じゃない。
欲しい買いたいと思わない。

10年前だったら気にならなかったはずのことが、気になって仕方ない。
日本も大して変わりません。
だけど私にとっての「外国」として韓国イタリアを比較してしまってるんだと思う。

そして、もしこれが、例えばタイとかベトナムだったらきっとこんなことは思わない。
完全な「異国」だから。
タイとかベトナムは、国を挙げて欧米化を目指したりしてないのが分かるから。

でも韓国は日本と限りなく近くて、似ている点がたくさんあるからこういうふうに思う。
日韓、東アジアの国どうし、欧米にこれだけ憧れていながらも、素敵さに欠けることを惜しいと感じる。

言葉にしにくいですね、難しい。
こんなこと書いたら嫌な感じですね。
単なるpost-holiday syndromeです。
これはこれとして受け入れないといけない。
一時的な私自身の問題。

ありがとうとカルボナーラ

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