Monday 10 August 2015

8.8 アルゼンチン料理を食べながら

昨日、ゴロゴロと雷の音がして、空の色が変わり、夕方からいきなり涼しくなった。雨が降り出したのはだいぶ後になってからだったけど、おかげでだいぶ過ごしやすい。助かった。

土曜、ウフィツィに行った後のことだが、知人とアルゼンチン料理を食べに行った。中心部からはだいぶ離れたところで、山の中にある。湖のほとりに立てた釣りの小屋がはじまりだそうで、そこからレストランになった。数年前、イタリア人の2人の兄弟が、2人ともアルゼンチン人の女性と結婚し、それがきっかけで店を始めたそうだ。

湖がとても大きく、きれいで、涼しい風が吹いて本当に気持ちよかった。席は全部外。いくらでも場所は使えるといった感じだ。この日はアルゼンチンタンゴのショーをやっていた。

誕生日会を開いているグループがいくつかあったようだが、隣の席が特に大きな団体だった。たぶん大人が20人以上席についていて、それとはまた別にテーブルが用意されており、そこに子どもだけが20人ぐらいで席についている。

大人は大人で好き勝手に飲み食いし、子どもは放っておけば子どもどうしで世話をし合っている。見ていて面白かった。タンゴのショーが終われば子どもは勝手にステージに出て行って見よう見まねで踊っている。

誰も「湖に落ちるかも」とか「いなくなっちゃうかも」とか、心配をしていない。気楽なものだ。そもそも時間が遅いのだが、イタリアではこれあんまり関係ない。子どもは12時ごろまで大人と一緒に遊んでいることがよくある。この日も12時過ぎていた。

それでも子どもはちゃんと育つのだ。このくらい気楽でいいんだろうな。

いっさいはんは最強

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