Friday 7 August 2015

イタリア人について気付き

日本を離れてそろそろ10日が経つ。寂しいと思うか?寂しくはない。でもいつもよりも自分の部屋と友達を思い出すことが多いような気がする。何よりも、生活から合気道が欠けているのは大きいだろう。あれだけ毎日通っていたのだから。水泳とか合気道とか自転車とか、身近にあったスポーツが無いのはやはり寂しい。

イタリアに来たのは2年ぶり。イタリア人について、より新鮮に感じることがあるので少し書き留めておこう。

1) それにしてもよくしゃべる。
分かってはいたけど、イタリア人は本当によくしゃべる。もちろん個人により差はあるだろうけど。さらに、比べる相手がどうしても日本人になってしまうので、ますますそう見えてしまう。道を歩きながら携帯を手にして歩く人たちがそこらじゅうにいる。声も大きいし、イタリア語自体がもはや歌のような言語なので、みんな気持ち良さそうに話す。たとえ話している相手が電話の向こうでも、ジェスチャーが大きい。
これはうちの窓から見える前の通りなんですが、朝から晩まで大きな声が聞こえてきます。

2) 感情むき出し。
これも分かってはいたけど。例えば腹が立ったら黙っていない。公衆の面前であろうが本気で怒るし怒鳴る。耐えたりしない。たぶん、怒鳴ることですーっとするんだろう。相手がどう感じるかは関係ない。言われた方も根に持ったりしない。仕方ないねまったく、と、肩をすくめるぐらいで完結する。これ、日本で生きて来た者には到底無理です。つまり、自分の感情に100%素直に生きることが。そしてその相手として言われたことを根に持たずにいるのも。そんなこと日本でやったらうまくいくものもいかなくなってしまう。「言わなくても分かる」という文化(?)がある日本はすごいなと思います。


家を出てすぐの教会の前にはいつも人が集っている。朝も夜も。

ありがとうとカルボナーラ

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