Wednesday 10 August 2016

タクシーおばさん

ふう、10日になりました。

最近の暑さは異常ですね。もう、どうしたらいいんだろう。身動きがとれない。湿気が無いのでそれほど汗をかかないのは、まあ救いだけど。

昨日、ちょっと面白い、いや、不思議なことがあった。
暑過ぎるので駅からタクシーに乗ろうと思って道端にいたら、女性が私に話しかけてきた。
小柄。細め。メガネ。50歳ぐらい。短めでカールの髪。

「エクスキューズ・ミー。」

(ん?英語?)と思ったが

イエス、と答えると、そのまま英語で話しかけてきた。
"Are you going to take a taxi?" (タクシーに乗ろうとしているの?)

この方、見るからに、日本人だけどなあ。
だけどもしかしたら日系何世、とかで海外に住んでいる人なのかもなあと思って英語でまたイエスと答えた。

すると「赤いライトを見ればいいんですよ。」
「この道だとタクシーつかまりにくいから、反対側に行くかあそこの角らへんまでいかないと難しいかも」と、流暢な英語で説明をしてくれる。

この際、と思って私も英語しかしゃべれないフリをすることにした。
(さすがに赤いライトについて教えられたときはI knowと反射的に答えた。)

「そうですね、じゃあそこまで行くか…」
と言っていたところ

「私があっち側まで行ってつかまえてくるから、つかまったらここまで乗ってくるわ」とその女性はいい、日傘をさしたまま走って去った。


は…???

この人の狙いは何?
ただの親切なのか?
この暑い中、他人のためにタクシーをつかまえる?
ただ英語がしゃべりたいのか?
私はそんなに日本語をしゃべらなそうに見えるのか?

この人一体何がしたいのか?

ちょっと気味が悪くなってきた。
この人に頼らず自分たちでタクシーをつかまえよう、と思った。

それから10分くらい経過。
相変わらずつかまらない。
昼の1時ぐらい。
暑いからみんな歩かずタクシーに乗るのかもしれない。
暑い。
もう電車と徒歩しか無いのか…。

うーん、とうなっていたところ、白いタクシーがやってきて目の前で止まった。


まさか



と思ったら、さっきの女性が降りてきた。
"Where are you going?" と言うので家の方向を伝えると、ばっちり日本語でタクシーの運転手に「○○の方向だそうです」と告げていた。

なんだ、やっぱり日本語話者じゃん。

その女性とはそこで別れた。
どうやら本当に親切心だけでタクシーをつかまえてくれたらしい。

困っている人を助けたかった、ということか?
英語をしゃべってみたかったのか?

うーん。
しかしこういうの、海外でもし出会ったら絶対に信頼できない。
余計なお世話、では済まない。
運転手と組んでいる可能性は大。
お金をとられるとか危ない目にあうとか、何か起きる。
昨日のような例があったとしてもやっぱり私は不審を拭えない。

まあ結果オーライだけど世の中にはいろいろな人がいるものだ。

一夜明けた今も「あれは一体なんだったんだろう」の疑念が消えないでいる。

いっさいはんは最強

 1歳半。 めいは1歳半である。26日から帰省していて、弟の一家と一緒に過ごしている。姪が2人。ひとつ屋根のしたに8人がいる状態。たいへん賑やかでいつもどこかから泣き声やわめき声が聞こえている。こどもの声は高くていい。なかでも1歳半の姪は、もうどこを切り取っても、おもしろくて、た...