Saturday 24 August 2024

22日、フレジェネとトレヴィの泉

21日にローマに戻り、22日。

朝から聞こえる喧騒は、ローマだなあと思う。

叔母さん一家を訪ねてフレジェネへ。車で20〜30分くらい。空港に近い。

それはもう豪邸で、庭はもはや公園サイズ。プールもあるが、これがしっかり泳げる、深さも広さもあるプール。海よりやっぱりこっちのほうが良い。水はつめたかったけど嬉しくてずいぶん泳いだ。

叔母さん一家も、知り合って15年くらいになる。どこの馬の骨?か知らないジャポネーゼ、という存在だったはずの私でも、イタリアに行くたびに挨拶してこれだけの年月が経つと、やはり気楽さが増すし距離が近くなった。

運動するとおなかがすいてお昼もおいしい。

それにしても裕福な人たちというのはやさしい。損得を考えていなくて、裏がなくて、ただその場にいる人たちが心地よく気持ちよく幸せに過ごしていることを願っている。生まれ故郷どころか東京でもあまり出会うことのない層の人たちなので、あらためてそれを感じる。

ローマに戻ってから、日が沈むころ。空がピンクで、きれいだったので撮りたかったけど難しくてこんなになった。

9時過ぎに、トレヴィの泉を見に行くことにした。9時に外出なんて、と思うだろうけどローマは夜の散策のほうが断然良い。日中は暑く、混んでいて、そもそも車で中心部まで入ることができない。
相変わらずの大迫力でした。そしてこの時間でもものすごい人の多さでした。初めて行ったときは、イメージしていたよりも大きいということにだいぶ驚いた覚えがある。そう、ひとつひとつの彫刻がかなり大きい。その辺の噴水とはわけが違う。そしてまた驚くのはごく普通の細い、石畳の道を歩いていてこれがズドーンと現れる、ということ。遠くから見えて「あ、あれだよ」とかそんな感じではまったくない。予期せぬ出現の仕方をする。
ジェラートを買って食べたけどやはり観光客向けの店はただひたすらに甘くて必要以上に大きく、胃にもたれてしまった。子は嬉しそうだったが思ったとおり、食べきれなかった。

いつまで読んでくれるかな

 「まま!!がんばって!」 ハッと目を開ける。これを繰り返す。 何のことかというと、寝る前に子に本を読むときのことだ。毎日こうではないが、昨日はうとうとがすごくて最後のほうはずっとこんな感じだった。 文字もなにもわからない頃から、寝る前に本を読むというのが親子の習慣である。無理矢...