(前回からの続き)
20日。
屋外美術館というか、彫刻庭園。ニキ・ド・サンファル(1930-2002)というフランス人彫刻家によるもの。着いてすぐに「ん?ガウディ?」と思ったのだが、やはりその通りで、ガウディに影響を受けて作ったものらしい。
この場所のことは行くまで全然知らなかった。ガイドブックにものっているのかもしれないが日本人(というかアジア系)の観光客は誰もいなかった。車がないと到達できないと思う。
それにしてもイタリアはいつまでも明るく太陽がしずまない。家を出た時間はそもそも5時を過ぎていて、帰ってきたのは8時半だったか。夕飯は9時すぎ。帰ってきたちょうどそのときに陽が沈むところだったので、きれに見えるほうに歩こうとしたら歩いている間に陽が沈んでしまった。というわけでこれが8時台の写真。明るいですよね…。
くたくたになって1日が終わる。しかし慣れない環境で全然眠れず。
21日。
おそらく、実質眠ったのは3時間くらいだったのではないか。完全に睡眠不足だが、友人の奥さんと、お母さんがTuscaniaに連れて行ってくれるというので、行ってみることにした。男5人は海に行くらしいので、こちらは落ち着いて女3人で過ごすほうがだいぶ魅力的だった。
(つづく)