Friday 23 August 2024

ジャルディーノ・ディ・タロッキ(タロット・ガーデン) トスカーナ州


(前回からの続き)
20日。
Montaltoに着いたその日の夕方、Il Giardino dei Tarocchi(タロット・ガーデン)に連れて行ってもらった。ラツィオ州を抜けて、トスカーナ州に入る。


屋外美術館というか、彫刻庭園。ニキ・ド・サンファル(1930-2002)というフランス人彫刻家によるもの。着いてすぐに「ん?ガウディ?」と思ったのだが、やはりその通りで、ガウディに影響を受けて作ったものらしい。


たとえば箱根の彫刻の森などとはちがって1人のアーティストが作ったもので、点在というより1箇所に集中しているので主張がわかりやすく全体に統一感があってよかった。死ぬまで作り続けたらしい。


この場所のことは行くまで全然知らなかった。ガイドブックにものっているのかもしれないが日本人(というかアジア系)の観光客は誰もいなかった。車がないと到達できないと思う。

自分で計画したわけではなく連れて行ってもらうことによって知る、というのはありがたいなと思った。子どもたちがたくさんいた。遊園地というわけではないけどずいぶんと楽しむことができた。

それにしてもイタリアはいつまでも明るく太陽がしずまない。家を出た時間はそもそも5時を過ぎていて、帰ってきたのは8時半だったか。夕飯は9時すぎ。帰ってきたちょうどそのときに陽が沈むところだったので、きれに見えるほうに歩こうとしたら歩いている間に陽が沈んでしまった。というわけでこれが8時台の写真。明るいですよね…。

くたくたになって1日が終わる。しかし慣れない環境で全然眠れず。

21日。
おそらく、実質眠ったのは3時間くらいだったのではないか。完全に睡眠不足だが、友人の奥さんと、お母さんがTuscaniaに連れて行ってくれるというので、行ってみることにした。男5人は海に行くらしいので、こちらは落ち着いて女3人で過ごすほうがだいぶ魅力的だった。
(つづく)

いつまで読んでくれるかな

 「まま!!がんばって!」 ハッと目を開ける。これを繰り返す。 何のことかというと、寝る前に子に本を読むときのことだ。毎日こうではないが、昨日はうとうとがすごくて最後のほうはずっとこんな感じだった。 文字もなにもわからない頃から、寝る前に本を読むというのが親子の習慣である。無理矢...